レッドブルのチーフデザイナーを務めたクレイグ・スキナーが離脱。20年にわたりチームに貢献
レッドブルのチーフデザイナーを務めたクレイグ・スキナーが同チームから離脱したことが明らかになった。スキナーは長年にわたりチームを支え、その成功に貢献した中核エンジニアの一人だった。
グラスゴー大学で工学を修めたスキナーは、2006年シーズン開幕時に数値流体力学(CFD)のスペシャリストとしてチームに加入した。空力部門でキャリアを積み、やがて同部門の責任者に就任。その後2022年にはチーフデザイナーに昇格し、技術部門を率いるエイドリアン・ニューウェイやピエール・ワシェと共に職務に当たった。
スキナーは、マシン開発の中枢で業務を担い、空力理論や構造コンセプトを実際の車両へと具現化する役割を果たした。レッドブルは2021年から第二の黄金時代を迎え、コンストラクターズタイトル2回、マックス・フェルスタッペンによるドライバーズタイトルを4回獲得した。

レッドブルは以下のような声明を発表したとformula1.comは伝えている。
「我々のチーフデザイナーであるクレイグ・スキナーが、チーム在籍20年を経て、レッドブル・テクノロジーを離れることになった」
「クレイグはチームとその成功にとって不可欠な存在だった。彼の努力と献身に感謝したい。レッドブルチーム一同は、彼の今後の成功を心から祈っている」
スキナーの次の進路については明らかになっていない。なお、レッドブルは当面、彼の担ってきた職務を既存メンバーに引き継がせる形で対応するものとみられている。
レッドブルからは主要メンバーの離脱が続いており、チーフテクニカルオフィサーを務めたニューウェイはアストンマーティンに、スポーティングディレクターを務めたジョナサン・ウィートリーはアウディに、チーフストラテジストのウィル・コートニーはマクラーレンへ移籍した。