2026.02.16
【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:巨額の興行収入を記録した映画『F1』の続編が決定
(c)LAT
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に追跡。ここでは、そんな報告書を一部公開する。
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もしあなたが映画『F1』を楽しんだのなら、幸運だ。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが火曜日に「続編の制作に取り組んでいる」ことを認めたからだ。
昨年の半ばに公開され、全世界で5億3000万ユーロ(約840億円)以上の興行収入を記録したオリジナル作品の巨大な商業的成功が、この決断を導いた。映画が公開された直後には、ルイス・ハミルトンを含むプロデューサー陣やF1のステファノ・ドメニカリCEOらが、ストーリーが非常にユニークであるため、即座の続編制作はないと明言していたことは記憶に留めておくべきだろう。
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しかし、興行的な成功が続編への意欲をかき立てた。現時点で、どのような形で、いつ、誰が出演するのかといった詳細はまだ曖昧だ。BBCの取材に対し、ブラッカイマーは1作目の完成について「いくつかのストライキに耐えなければならず、映画を完成させるまで長い旅だった。しかし最終的に、この映画は世界中の観客を楽しませた」と語り、「ブラッド・ピットとは以前一緒に仕事をしたことがなく、彼と働くのは本当にスリルがあった」と付け加えた。
彼の年齢、そしてオリジナル作品ですでに40歳を超えた復帰ドライバーとして彼を起用することに無理があったことを考えると、続編でブラッド・ピットがドライバーとして出演するかは定かではない。しかしブラッカイマーは、この62歳の俳優が少なくともキャスティングの決定には関与し、何らかの役柄で出演する可能性もあると請け合った。
映画『F1』が多くの賞を受賞したことを受け、ステファノ・ドメニカリも火曜日のアカデミー賞昼食会に出席していた。イタリア人のCEOはファンに向けて「期待して待っていてほしい」と述べ、「将来的には」さらに多くの発表があるだろうと付け加えた。
■メルセデス株主が失言で謝罪 メルセデスF1チームの株主であるジム・ラトクリフ卿は、最近のインタビューで英国の移民政策を批判した後、窮地に立たされている。キア・スターマー首相は彼の主張を「不快かつ誤り」であるとし、コメントに対する「謝罪すべきだ」と要求する事態となった。
億万長者のラトクリフは、イネオス化学グループなどを所有しており、同社を通じてスポーツ界に多額の投資を行っている。長年にわたりメルセデスF1のメインスポンサーを務め、最終的にチーム株式の3分の1を取得した。また、イネオスは自転車のワールドツアーにも長く参戦しており、最強チームのひとつを保有している。さらに最近では、サッカーの強豪マンチェスター・ユナイテッドを買収したが、これまでのところ彼の在任期間は成功とは言えず、獲得したトロフィーよりも多くの監督交代を強いている状況だ。
問題のインタビューで、ラトクリフは英国が移民に対して「優しすぎる」と主張。「900万人が手当を受け取り、膨大な数の移民が入ってくる状態で経済は成り立たない。つまり、英国は植民地化されている。コストがかかりすぎている」と述べ、「英国は移民によって植民地化されている、本当にそうだろう?」と付け加えた。
この発言が見出しを飾り、世間から激しい反発を受けたラトクリフ(彼は多くの英国の租税回避億万長者のひとりである)は、すぐに声明を発表。「私の言葉選びが英国および欧州の一部の人々を不快にさせ、懸念を引き起こしたことを申し訳なく思う」と述べ、「経済成長を支える、制御され適切に管理された移民の問題を提起することが重要だ」と釈明した。この声明が、メルセデスの株主として成功への航海を続けるために十分な鎮静剤となるかどうかは、時が経てばわかるだろう。
■消えたビームウイングの代替案(c)XPB Images
「一度学んだことは、忘れることができない」。これはF1エンジニアたちのマントラのひとつであり、ある技術が禁止されても、チームは改訂されたレギュレーションの枠内で同じ結果を得るための別の方法を見つけなければならないことを意味している。
2026年のF1技術レギュレーションにおいて、最も注目されていなかった変更点のひとつがビームウイングの消失だった。これはリヤウイングのはるか下、リヤボディワークの端に非常に近い位置にあった翼の名称で、ディフューザーの上面と連動して機能するように設計されていた。これらはリヤの安定性を高めるだけでなく、車体からの気流がリヤウイングの下やディフューザーの上で剥離しないようにし、それらの重要な要素を保護していた。
バーレーンテストですでに見えてきたのは、チームが同じ効果を生み出す新しい方法を見つけたということだ。これまでのところ、2つの考え方が確認されている。フェラーリ、メルセデス、ウイリアムズは、ディフューザーの上部エレメントを拡張し、クラッシュ構造の側面まで伸びる新しいパーツを追加した。その目的は、ビームウイングの禁止によって失われた効率とダウンフォースを取り戻すことだ。今のところ最も複雑なソリューションを持っているのはフェラーリで、新しいエレメントがビームウイングのようにリヤウイングのサポートにリンクしている。
一方、エイドリアン・ニューウェイは予想通り、より過激でエレガントなソリューションを提示した。アストンマーティン『AMR26』のリヤサスペンション上部エレメントは、ギヤボックスケーシングの上で車体のボディワークと合流し、全体がリヤウイングのサポートにリンクしている。その空力形状によって、ビームウイングが持っていた効果を再現しているのだ。
チームは新車からより多くのダウンフォースと効率を引き出すため、少ない時間の投資で素早いゲインを追い求めることになる。このエリアはシーズン序盤に多くの開発が行われることが予想される。
(autosport web)
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