ホンダ折原GM「新規則は電気エネルギーのチャージやデプロイの考え方に大きな変化をもたらした」マシン全体の知見を得た初回テスト
バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた2026年シーズンの第1回プレシーズンテストを終えて、ホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアが走行を振り返った。
2026年シーズンより、ホンダ製のパワーユニット(PU)『RA626H』を使用するアストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム。1月にはホンダが都内でRA626Hを発表し、テスト直前の2月9日にはアストンマーティンが2026年型マシン『AMR26』のカラーリングを公開した。
テストに先立ってスペインのバルセロナで行われたシェイクダウンでは、アストンマーティンは最後の2日間に参加。初日の走行は4周にとどまったが、翌日には61周を走ることができた。そして公式テストの1回目は、3日間を通してランス・ストロールとフェルナンド・アロンソが合計206周を走ったが、チーム別周回数では最下位となっている。

HRCの折原氏は、もう少し周回を重ねることが理想的だったとは認めつつも、重要なデータと技術的な知見を得ることができたとテストを振り返った。
「バーレーンテスト前半の3日間では、合計206周を走行し、ホンダにとってもAMAF1チームにとっても非常に有意義な時間となりました。PU単体の確認にとどまらず、シャシーを含めたマシンパッケージ全体として多くの知見を得る機会となりました。新レギュレーションはドライビング特性だけでなく、1周のなかでの電気エネルギーのチャージおよびデプロイの考え方にも大きな変化をもたらしています。チームおよびドライバーとともに、新たなエネルギーマネジメントのアプローチに取り組みました」
「バルセロナでのシェイクダウンを経て、今回が実質的な本格テストの初回となりましたが、トラックサイドでの走行オペレーションにおける協業体制についても多くの学びがありました。周回数についてはさらなる積み上げが理想ではありましたが、3日間で重要なデータと技術的な知見を得ることができました」
「日本のHRC Sakuraおよびトラックサイドの双方において、今後取り組むべき課題は明確です。チームと緊密に連携しながら改善点を洗い出しており、全力で開発を進めています。テストプログラム全体としては引き続きキャッチアップの段階にありますが、バーレーンで築いた基盤をもとに、来週の3日間のテストを最大限に活用できるよう準備を進めていきます」
2回目のプレシーズンテストは、2月18日(水)から20日(金)まで、1回目と同じバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる予定だ。

