2026.02.21

ホンダF1がテストを総括「パフォーマンスにも信頼性にも満足していない。三拠点で連携し解決目指す」最終日は部品不足で6周のみ


2026年F1プレシーズンテスト(第2回バーレーン) アストンマーティンのガレージで作業に当たるホンダのスタッフ
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 バーレーンで開催された2026年F1プレシーズンテスト2の最終日に、アストンマーティン・ホンダは、パワーユニット関連パーツの不足により周回数を大幅に制限するプランに変更して臨んだ。短いスティントのみで構成したため、この日担当したランス・ストロールは計測ラップを走らなかった。

 2月18日にスタートした最後のプレシーズンテストにおいて、初日は午前セッションでパワーユニット関連のトラブルが発生し、フェルナンド・アロンソが走行を切り上げ、28周の走行にとどまった。2日目は午後のセッションの序盤にアロンソがコース上でストップ。アストンマーティンは「ホンダがパワーユニット関連の問題を検知したため、予防措置としてチームはマシンを停止させ、午後のセッションは早期終了となった」と説明した。

 最終日のセッション序盤、ホンダ/HRCは次のような声明を発表し、前日にアロンソがコース上でストップした原因はバッテリー関連の問題だったこと、パワーユニット関連パーツの不足により、テスト最終日は周回数を大幅に制限することを明らかにした。

「昨日2/19(木)バーレーンテスト2、2日目の走行中にフェルナンド・アロンソ選手のマシンにバッテリー関連の問題が発生し、Aston Martin Aramco Formula One Teamとのテスト計画に影響が出ています」とホンダの声明には記されている。

「それ以降、HRC Sakuraにてトラックサイドと同時並行でテストベンチでの確認と分析を実施しています」

「本日の走行プランについては、パワーユニット関連パーツの不足により周回数を大幅に制限し、短いスティントのみで構成する走行プランに変更しています」

 最終日を終日担当したストロールは、数回コースに出たが、毎回すぐにピットに戻り、計測ラップを1周も走らなかった。午前セッション終了間際に最初にコースインし、ランチタイム前には2周のみ走行。午後はセッション開始直後にコースに姿を現したが、セッション終了約2時間前に、チームはプログラムを完了したと発表、この日はもう走行しないことを明らかにした。ストロールは計測ラップなしの6周でテスト最終日を終えた。

ランス・ストロール(アストンマーティン)
2026年F1プレシーズンテスト(第2回バーレーン3日目) ランス・ストロール(アストンマーティン)

 ホンダF1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎氏は、テスト終了後に、次のようなコメントを発表した。

「今週のテストにおける主な目標は、パワーユニットの走行距離を積み重ね、エンジンの信頼性を確認し、データを収集することでした。データの収集自体は成功しましたが、目標としていた累積走行距離には到達できませんでした」

「木曜日にパワーユニットの問題を特定し、テスト最終日に向けて解決策を見つけるため、全員で力を合わせて取り組んできました。夜間から本日にかけて、HRC Sakura、シルバーストンのAMRテクノロジー・キャンパス、そしてバーレーン現地のクルーが連携し、パーツ不足を考慮したうえで、共同合意のもと、限定的な走行プランに取り組みました」

「長く厳しい1週間となりましたが、現地でサポートしてくれたチーム、そして日本とイギリスからリモートで作業にあたってくれたすべての方々に感謝申し上げます。総合的に見て、現時点でのパフォーマンスと信頼性には満足していません。しかし、HRC Sakura、ミルトン・キーンズ、シルバーストンの各拠点が一体となって解決策を模索しています」

 プレシーズンテストは終了、2026年開幕戦オーストラリアGPは、3月6日〜8日に開催される。

アストンマーティンのガレージ
2026年F1プレシーズンテスト(第2回バーレーン3日目) アストンマーティンのガレージ


(autosport web)

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