2022.06.23

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:チーム代表ミーティングでレッドブルとメルセデスが激しく対立


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 モントリオールでNetflixは、チーム代表とステファノ・ドメニカリの土曜朝恒例のミーティング撮影を許可された。しかし伝えられるところでは非常に緊迫した内容となったミーティング映像は、『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』の新シリーズが配信される来年にならないと公開されないという。

 ミーティングに参加した何人かのチーム代表によると、レッドブルのクリスチャン・ホーナーがテクニカルレギュレーションをシーズン中に変更することはできず、マシンのデザインプロセスの初っ端から間違いを冒したメルセデスが問題を押し付けているに過ぎないと主張したため、トト・ウォルフがホーナーを痛烈に攻撃して注目を浴びたのだという。
■regist■
 ウォルフは非常に興奮し、ホーナーに激怒した。議論の調子があっという間に高まってしまったため、落ち着かせるためにドメニカリが介入せざるを得なかったが、それほどうまくいかなかったという。激怒したままのウォルフはその日の後に次のように語った。

「この状況は明らかに行き過ぎだ。チーム代表たちが政治的ゲームをしようとしているのは不誠実だ。何らかの形で苦しんでいるチームはメルセデスだけではない。だが背後でごまかしや伝言ゲームが行われているため、何かをやりとげるのが少々難しい」

 オットマー・サフナウアーはベテランなので、こうしたプライベートな議論へNetflixがさらに参加できるようにすべきと考えるか尋ねられると、笑って答えることができた。「彼らがいると私はいっそう口を閉じておこうと思うね。それは言えるよ!」

オーストラリアGPが再び開幕戦の権利を得る理由
(c)■news_photo_text■XPB Images
 オーストラリアGPは、2024年と2025年の開幕戦となる予定だが、その特権のために多額の費用を支払うことはない。この2年間のラマダンの日程によって、バーレーンやサウジアラビアはこれらのシーズン最初のグランプリを開催することができないのだ。

 モントリオールで、BICバーレーンインターナショナルサーキットのCEOを務めるシェイク・サルマン・アル・カリファは、次のように説明した。

「2023年は我々にとって問題はない。しかし、我々がナイトレースを開催するとしても、グランプリとラマダンを重ねることはできない。グランプリには多くのイベントが付随しているからだ」

 直近のバーレーンGPは来年の3月19日に開催される可能性がある。ラマダンはその3日後から始まる。2024年は早ければ4月14日にグランプリが開催されるかもしれないが、ラマダンはその6日前に終わる。2025年はラマダンが3月29日に終わるため、4月5日が一番早い開催日程となる。しかし2026年には、バーレーンはカレンダーの開幕戦の枠である、ラマダンが終わって4日後の3月22日を確保するものとみられる。

フランスの観光都市でストリートレース案
 ステファノ・ドメニカリとニース市長のクリスチャン・エストロシが話し合いをしていることを、双方の当事者がモナコGPの翌週に認めたが、それはモナコGPのプロモーターにF1の契約更新条件を受け入れるよう圧力をかける策略にすぎないように思われる。

 モナコがタグ・ホイヤーと新たに5年の契約を結び、同社の広告がコース周囲に張り巡らされるようになったことに、リバティ・メディアのCEOグレッグ・マフェイは激怒した。F1の公式スポンサーはロレックスなのだ。

 マフェイはドメニカリに、モナコ自動車クラブのミシェル・ボエリとの交渉を中断するよう指示した。テレビ放送と開催権料も交渉の障害となっている。

 そのためドメニカリはフランス南東部の観光都市ニースへ向かった。リゾート地であるニースでストリートレースを行うというドメニカリの提案はエストロシを喜ばせた。エストロシはこのプランを、ポール・リカールでのフランスGP開催を維持するために資金を投入し続けることよりも良い選択肢だと考えている。

 アルファタウリのピエール・ガスリーとアルピーヌのエステバン・オコンは、ふたりともニースでのストリートレースに前向きだ。オコンは冗談めかして語った。「ニースとモンテカルロで連戦をすれば、みんなにとって楽でいいだろうね」

 しかしガスリーは次のように主張した。「F1がモナコを失うなんてあり得ない。彼らがあの偉大なレースをカレンダーに留めておくように早く契約ができることを願っているよ」

(Translation: AKARAG)

最新ニュース一覧

2022-12-31更新
2022-12-30更新
2022-12-29更新

最新PHOTO一覧






|TOP|NEWS|