【】フェルスタッペン、ノリス&ペナルティの脅威と戦い辛勝「ハードが機能せず厳しかった。逃げ切ることができて安堵」
5月20日
2024年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは優勝、セルジオ・ペレスは8位を獲得した。
フェルスタッペンは、ポールポジションから首位を守って走行し続けたものの、終盤ハードタイヤの摩耗に苦しみ、2番手のランド・ノリス(マクラーレン)との差が6秒から徐々に縮まり始めた。さらに、トラックリミット違反を3回犯したフェルスタッペンには、ブラック&ホワイトフラッグが提示され、次に違反した場合にはタイムペナルティを受ける状況だった。フェルスタッペンは、それ以上ミスを犯せないなかで、最終的にノリスと0.725秒差でフィニッシュ、今季5勝目、キャリア59勝目を飾った。
11番グリッドのペレスは、大部分のドライバーとは異なりハードタイヤでスタート。8位までポジションを上げてポイントを獲得した。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(63周/63周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
今日のレースはかなりの接戦だった。序盤は、マシンが予想していなかったような良いペースを発揮し、ミディアムタイヤで強さを見せることができた。でも、ハードタイヤに交換すると、ドライビングが少し難しくなり、終盤にはタイヤが作動ウインドウから外れてうまく機能しなくなり、グリップが大幅に低下し、最後まで走り切るのがとても大変だった。
終盤10周は、そのタイヤで生き残るために必死で走り、なんとかランドを後ろにとどめることができた。でもペナルティを受ける寸前だったので、かなりの集中力が必要だった。
それでも僕たちは仕事をやり遂げて、勝利を収めた。最後まで周回数のカウントダウンをしながら走ったよ。無事にチェッカーフラッグを受けた時は本当にうれしかった!
週末初めの状況を考えれば、ものすごく良いリザルトだ。やるべきことや、分析すべきことがいくつかあるけれど、モナコが楽しみだよ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=8位(63周/63周)
11番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
今日は厳しい日になると分かっていた。週末全体が、予選結果の影響を受けることになったんだ。
イモラはオーバーテイクが難しいトラックだから、今日の僕たちにはこれが精一杯の結果だった。ファーストスティント序盤にトラフィックで苦戦し、ハードタイヤではバランスを調整する余地もなかった。
マクラーレンが最速であることは分かっていた。それでもマックスは最近の中でベストの週末を過ごしたので、心から称賛するよ。チームにとって素晴らしい結果だ。
次のレースに向けて、分析し、取り組むべきことがいくつかある。それでもモナコが楽しみだ。好調なシーズンを継続させて、良い勢いを取り戻したいね。
(autosport web)
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