【】F1スペインGPの新舞台『マドリング』の工事は予定通りに進行。バンク角度のついたF1史上最長のコーナーが誕生へ
4月14日
新たなF1スペインGPの舞台となるマドリードのサーキット『マドリング』の建設工事が進められており、象徴的なコーナーが姿を表し始めたようだ。スペインGPはこれまでバルセロナ-カタロニア・サーキットで開催されてきたが、2026年よりマドリードで行われることが決まっている。
上空から見ると、マドリードのまったく新しいF1プロジェクトの規模はすでに一目瞭然だが、そのビジョンを象徴し始めているのは、あるひとつの大きな曲線だ。建設中のIFEMAマドリードの複合施設の誕生により、まもなくマドリングの象徴的な存在である『ラ・モニュメンタル』が姿を現すことになる。このバンクのついたコーナーは、ドライバーとファンの両方に忘れられない印象を残すような設計だ。

建設工事はフルスピードで進んでいる。1万人を超える作業員と多数の重機が日々現場を変貌させており、すでにコースレイアウトのかなりの部分まで最初のアスファルト舗装が施されている。スペインGPのゼネラルマネージャーを務めるルイス・ガルシア・アバドはスペインの『AS』紙に対し、「ターン19までの最初のアスファルト舗装はすでに完了し、ほとんどの箇所がコンクリートで固められている。(建設工事は)予定通りに進んでいる」と語り、今後数カ月以内に予定されている完成に向けて、プロジェクトは順調だと説明した。
またラ・モニュメンタルは全長547m、バンク角度が24%のコーナーで、現代のF1において最も特徴的なコーナーのひとつとなるだろう。
「5.4kmのコース、22のコーナーは予定通りに(工事が)進んでいる。8.5%の上り坂は、世界選手権最長のバンクのついたコーナーだ。まさに混沌とした、複雑なレースになるだろう。それがまた私を楽しみにさせるものだ」
マドリードは、単なるサーキットではなく、経験を提供する場所として位置づけられている。このうえないアクセスのよさと活気あふれる街並みを背景に、ガルシア・アバドは、マドリードが他に類を見ないユニークなものを提供すると確信している。そして上空からの眺めは、その約束がすでに形になり始めていることを示している。

(Text : autosport web)

