【】ローソンと角田の交代は「自分の選択ではない」と元レッドブル代表ホーナー。マルコの関与を示唆
2月28日
2025年のF1第2戦中国GP終了後、リアム・ローソンがわずか2戦でオラクル・レッドブル・レーシングを突然解雇され、代わりに角田裕毅がレッドブルに加入したことで、F1パドックでは騒ぎになった。レッドブルの元チーム代表クリスチャン・ホーナーは、ローソンと角田の交代は彼自身の判断ではなかったと明らかにした。
第3戦日本GPを前にローソンがビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チームに戻り、F1の専門家やファンはみな衝撃を受けた。セルジオ・ペレスの後任としてレッドブルに加入した若手のローソンは、最高のシートから投げ出されてしまったのだ。


Netflixで配信中のF1のドキュメンタリー『Drive to Survive(邦題:栄光のドライブ)』の最新作であるシーズン8において、ホーナーは「私の選択ではなかった。私は常にヤングドライバープログラムからドライバーを採用するよう圧力を受けていた。ヘルムート(・マルコ/レッドブルの元モータースポーツコンサルタント)はそのプログラムにおいて大きな役割を果たしていた」とローソンの件について真実を明かし、マルコが舞台裏で主導権を握っていたことを認めた。
このローソンの移籍はホーナー自身のチーム代表在任期間の終わりの始まりを告げるものとなり、最終的にはローレン・メキースが後任を務めることになった。20年間の在任期間を振り返り、ホーナーはほろ苦い思いを語った。
「実のところ、この20年間は私にとって、いい日も悪い日も壮大な旅路だった」

■「彼は本当に僕によくしてくれた」バイザーの裏に隠されたフェルスタッペンの優しさ
役員室はまるでサメの水槽のようだったが、レッドブルのガレージ内の雰囲気は、少なくともドライバー同士の間では驚くほど穏やかだった。レッドブルから放出されたにもかかわらず、ローソンは、束の間のチームメイトで、4度のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンを熱烈に称賛している。
ジプシー・テイルズ・ポッドキャストに出演したローソンは、カメラでは滅多に捉えられないフェルスタッペンの一面について、「彼は本当にいい人だ。昨年レッドブルで起きたことすべてを通して、彼は僕に本当によくしてくれた」と明かし、冷たい無慈悲なチャンピオンという通説を否定した。
ローソンは、トップチームのプレッシャーの大きい環境に自身を溶け込ませるために、フェルスタッペンがどれほど尽力してくれたかについて語った。
「僕がチームに加入する前、初めて彼らのもとを訪れた時に、彼は本当に親切で、親身になって助けてくれた。そしてその後も彼は本当に僕によくしてくれた」
またサーキットを離れた生活にも、フェルスタッペンの思いやりがああるという。
「彼は本当に、本当に素晴らしい人だ。それから、彼はよく家に帰るんだけど、僕は去年モナコに引っ越したばかりで、彼が『乗りたい時があれば一緒に帰ろう』と言ってくれた。本当に本当にいい人だ」

(Text : autosport web)
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