【】新世代F1での落ち幅は最大5.7秒。フェラーリが前年テストとの比較でライバルをリード
2月27日
2026年のF1世界選手権の開幕まで1週間あまり。これまでに計2回の公式プレシーズンテストが行われたが、フェラーリは1年前のバーレーンテストのタイムにもっとも近づいたチームとなった。
■+2.6秒にフェラーリとアウディ
今シーズン導入された新しいテクニカルレギュレーションにより、最新のF1マシンは昨季2025年よりも大幅に遅くなった。もちろん、タイヤコンパウンドが年によって異なり、昨年のテスト中のトラックコンディションもチームが昨年経験したものとは異なっていたため、直接的な比較は困難だ。
しかし、各チームがプレシーズンテストに対して同じアプローチを維持する傾向があることを踏まえれば、これは2025年から2026年にかけて各チームの進歩を比較するための、おそらくもっとも信頼できる方法と言えるだろう。
いずれもバーレーンで実施された2回のプレシーズンテストのベストラップタイムを見ると、フェラーリが2025年のテストで記録した自己ベストタイムにもっとも近づいたことがわかる。イタリアのチームに続いたのは、アウディ(元ザウバー)とハースだ。
一方、ウイリアムズと今季からホンダ製パワーユニットを搭載するアストンマーティンは、前年からもっともラップタイムを落とした2チームとなった。

参考までに、2025年はウイリアムズのカルロス・サインツが1分29秒348を記録し、バーレーンのプレシーズンテストを最速タイムで終えた。今季のベストタイムは、先週の金曜日にフェラーリのシャルル・ルクレールがマークした1分31秒992だ。
前年の自己ベストとのタイムを示した下記の表を見ると、両チームは正反対の位置にいることが明らかだ。また、フェラーリに次ぐ上位に位置するアウディとハースの存在は興味深いところ。この2チームは2025年シーズンの開幕時に非常に苦戦した。とくにハースは、第3戦日本GPに間に合わせるため、非常に迅速かつリスクの高いアップグレードの導入を余儀なくされた。
10チームが2025年のプレシーズンテストの自己ベストパフォーマンスと比較してどのような結果を出したかは以下のとおりだ。なお、キャデラックは完全な新チームであるため、比較するための以前のデータが存在しない。
■2025→2026 プレシーズンテストの自己ベストタイム比較
| Team | 2025 Time | 2026 Time | Gap |
|---|---|---|---|
| フェラーリ | 1'29.379 | 1'31.992 | +2.613 |
| ザウバー/アウディ | 1'31.057 | 1'33.755 | +2.698 |
| ハース | 1'30.728 | 1'33.487 | +2.759 |
| マクラーレン | 1'29.940 | 1'32.861 | +2.921 |
| メルセデス | 1'29.545 | 1'32.803 | +3.258 |
| アルピーヌ | 1'30.040 | 1'33.421 | +3.381 |
| レッドブル | 1'29.566 | 1'33.109 | +3.543 |
| レーシングブルズ | 1'30.497 | 1'34.149 | +3.652 |
| ウイリアムズ | 1'29.348 | 1'34.342 | +4.994 |
| アストンマーティン | 1'30.229 | 1'35.974 | +5.745 |
| キャデラック | ?? | 1'35.290 | ?? |
(Text:GrandPrix.com)

