WRCを行っていた独ケルンにあるTTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)が母体となっており、2000年にF1チームを立ち上げた。
 同施設は現在TMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)として、トヨタF1活動の本拠地となっている。

 参戦1年前の01年にプロトタイプマシンを用いて、グランプリが行われた直後のサーキットに出向いて精力的にテストを行うなど、近年デビューしたチームの中では群を抜いて参戦準備に時間を割いた。日本国籍のコンストラクターとしては4番目のチームとなるが、母体のTTEが“多国籍レース屋集団”ということもあり、“日本色”が薄い感は否めない。
 05年には初表彰台&PPを獲得、コンストラクターズ4位と躍進するも、その後が続かなかった。

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