【】ファンが集まる「クビアト・スタンド」の前で、ご本人をパチリ @ロシアGP現地情報

4月29日

 昨年に続いて、ロシアGPはムッシュこと柴田さんがお休み。ジャーナリストの尾張さんが現地の雰囲気を届けてくれます。三度目のソチが、過去最高に楽しい理由とは?



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私が代役で現地からブログをお届けします。題して「三度目のソチ」です。

NHK・BSの人気番組に「2度目の旅」なるシリーズがあるのは、ご存知ですか。やっぱり旅は断然2度目が楽しいというコンセプトが琴線に触れます。たしかに初めての旅というのは勝手がわからず、無駄なお金と時間を使いがちだし、訪れる場所も、とりあえず有名な観光地をめぐるものになってしまうんですよね。



この写真は、宿泊しているホテルからの眺望です。私たちが宿泊しているのは、ソチ・オリンピックの選手村で、会場は目と鼻の先。基本は選手村なので、部屋には何もないのですが「冷蔵庫が欲しい」と言ったら、翌日に届けてくれました。これも初年度にはなかった待遇改善です。



ソチ・オリンピックは冬季大会だったことからもわかるように、ソチの北側には、頂に雪が残っている山脈が連なっており、そこから吹き下ろす風は、まだまだ冷たい。

個人的には、F1の場合は2度目よりも3度目のほうが、私は好きです。初開催というのは多くのファンが訪れますが、オーガイナイズが追いつかず、どのグランプリも結果として混乱を招いてきたのは記憶に新しいところ。2度目のグランプリは、その反動で一気に観客が減り、少し寂しい眺めとなってしまいます。そこへ行くと、3度目の開催で訪れるファンというのは、真にF1を愛する人たちが集まる傾向にあるのか、どのグランプリでも心地よい熱気に包まれている感じがします。そういう意味では、TIサーキット英田と富士スピードウェイでのF1が2年で幕を閉じたのは、本当に残念。