2026.05.08

F1と『Sky TV』が大型契約更新。過去最高の視聴者数を記録したイギリスなどでは2034年までの放映が決定


2026年F1第4戦マイアミGP決勝 スタート
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 F1の財政状況は非常に目覚ましい勢いで強化され続けており、この傾向は『Sky TV』がイギリスとアイルランドにおけるF1の放映権を2034年末まで、イタリアにおける放映権を2032年末まで更新したという発表によってさらに強固なものとなった。

 Sky TVとF1との当初の契約は10年間で、期間は2027年末までだった。今回の契約延長によりSky TVは、イギリス、アイルランド、イタリアにおける放映権を合計15年間確保したことになる。

 契約内容の詳細は公表されていないものの、当初の10年契約は年間1億ポンド(約2億1300万円)であったことを考えると、今回の新契約は少なくとも同額以上であり、さらに7年間延長されることで、F1にとって非常に大きな収入源となることは間違いないだろう。この契約延長は、F1がイギリスとアイルランドで過去最高の視聴者数を記録したシーズンの終わりに行われたものであり、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)の3連勝によってイタリアの放送局が過去最高の視聴者数を獲得した後のことだった。

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2026年F1第4戦マイアミGP アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が優勝

 一方でこの契約は、ドイツの『Sky Germany』とF1との契約終了を意味するものでもある。Sky Germanyは最近ドイツのテレビ局『RTL』に買収されたため、今後は交渉を行わなければならない。しかしそれと同時に、RTLは将来的なF1の放送に使用するフォーマットを考えており、理想としてはRTLの象徴的なレース中継アナウンサーを復活させたいと考えている。

 契約延長を発表する声明のなかで、F1は印象的な数字とともに次のように述べた。

「イギリスとアイルランドにおける総視聴者数は90%増加した。35歳未満の視聴者数は120%増加、女性視聴者数は2倍以上に増加した。過去3シーズン(2023年〜2025年)において、視聴者数は14%増加し、2025年シーズンには1億6200万視聴時間という記録的な数字を達成した」

「2026年シーズン、イタリアにおける視聴者数は25%増加した。中国GPの視聴者数は、Skyで120万人、TV8で140万人だった」

 F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリも、この契約延長に満足しており、「Skyは我々が長年にわたり関係を築いてきたなかで、常に献身的で信頼できる、情熱的なパートナーだ」とコメントした。

「世界をリードする彼らのライブ放送、コンテンツ制作、そして素晴らしい出演者らによる舞台裏の分析は、イギリス、アイルランド、イタリアにおけるF1の継続的な成長に影響を与えてきた。このパートナーシップを次の10年も継続できることを嬉しく思っている」

2026年F1第3戦日本GP
2026年F1第3戦日本GP Sky SportsのF1プレゼンターを務める元F1ドライバーのカルン・チャンドックと、レポーターのレイチェル・ブルックス


(Text : GrandPrix.com)

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