2026.04.17

グランプリの空白期間に多数のチームがテスト。アルピーヌとアウディはフィルミングデー走行を実施


2026年フィルミングデー(シルバーストン) フランコ・コラピント(アルピーヌ)
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 中東情勢によりF1バーレーンGPおよびF1サウジアラビアGPが中止となり、予期せぬ空白期間ができたため、これを利用して複数のF1チームがテストを実施している。5月第1週末のマイアミでシーズンが再開される際に可能な限り多くのアップグレードを投入すべく、各チームは懸命に作業を進めている。

 既報の通り、ピレリは2回にわたりタイヤ開発テストを実施した。フェラーリは4月9日と10日にフィオラノでテストに取り組み、ルイス・ハミルトンが走行した。メルセデスとマクラーレンはニュルブルクリンクにおいて4月14日と15日に走行、レースドライバーのジョージ・ラッセル、アンドレア・キミ・アントネッリ、オスカー・ピアストリ、ランド・ノリスがステアリングを握った。

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
ピレリF1タイヤ開発テスト(2026年4月フィオラノ) ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
ピレリF1タイヤテスト(ニュルブルクリンク) アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

 今週、フィルミングデー走行を行ったチームもある。アルピーヌは15日にシルバーストンで走行し、16日にはアウディがモンツァでテストを実施した。

 アルピーヌは、フランコ・コラピントにより、規則で認められている200kmの走行を完了。一方アウディは、ニコ・ヒュルケンベルグが午前、ガブリエル・ボルトレートが午後を担当した。

フランコ・コラピント(アルピーヌ)
2026年フィルミングデー(シルバーストン) フランコ・コラピント(アルピーヌ)

 それぞれのチームはテスト項目の詳細について明らかにしていないものの、アルピーヌは風洞、CFD、シミュレーターで有望な結果を示した新しい空力パーツをA526に投入し、実走での検証を行ったとみられている。同時にアルピーヌは、メルセデス製パワーユニット(PU)活用のためのテストも実施した。メルセデスワークスチームほど、カスタマーチームはパワーユニットのパフォーマンスを引き出せていないことは、マクラーレンのアンドレア・ステラ代表およびウイリアムズのジェームズ・ボウルズ代表も認めている。

 アウディにとっては、ここまでレースで毎回R26が直面してきたスタート時の問題の解決が、最優先課題だったようだ。ドライバーたちは1周以上の連続走行をほとんど行わず、ピットレーンエンドや最初の2つのシケイン出口からのスタート練習を繰り返し、問題解決に向けた試行を重ねていた。しかし午前のセッションは、撮影に使用されていたドローンの1機がコース上に落下するというアクシデントが発生したといわれる。幸いにも人やマシンに被害はなかったが、この影響でセッションは一時的に赤旗中断となったようだ。



(GrandPrix.com)

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