メルセデスF1の(左から)ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリ 2026年F1第3戦日本GP

【】日本GP後の長期中断を惜しむメルセデス勢。「毎週でもレースをしたかった」とラッセル

4月1日

 メルセデスF1のジョージ・ラッセルと僚友のアンドレア・キミ・アントネッリは、現時点で自分たちがフィールドで最速のマシンを手にしていると分かっているため、日本グランプリ後もレースが続くことを望んでいただろう。しかし彼らは、バーレーンGPおよびサウジアラビアGPの開催中止を招いた中東には、より重大な問題があることを理解している。

■アントネッリ「自分自身を振り返り、分析する時間を持てる」

 多くの人にとってつねにそうであるように、好調なときはそれを継続させたいと思うものだが、劣勢に立たされているときは中断がプラスになるかもしれない。したがって、ラッセルがレースを続けたいと考えることは驚きではないが、このイギリス人ドライバーは、長期の中断がメルセデスにとって不利益になるとは考えていないようだ。

 日本GP後の5週間の休止期間について、ラッセルは鈴鹿で「それが我々に打撃を与えるとは思わない。だが、今の我々のように優位に立っているチームであれば、できるだけ多くのレースをしたいと思うものだ」と語った。

「正直に言えば、毎週でもレースをしたかった。しかし、僕たちにはまだ改善すべき点がある」

「明らかに、メルセデスはいまのところ打ち負かすべき対象となるチームだが、まだ取り組まなくてはならない課題もある。だから、この休止期間はライバルチームと同様に不利にも有利にもならないと思う」

日本GP後の長期中断を惜しむメルセデス勢。「毎週でもレースをしたかった」とラッセル
ジョージ・ラッセル(メルセデス) 2026年F1第3戦日本GP

 キミ・アントネッリは、中東での戦争について「明らかに残念なことであり、状況が改善されることを願っている」と述べた。

 上海に続き鈴鹿でもポール・トゥ・ウインを決めた19歳のドライバーは彼自身の懸念について、「とくにこれほどの勢いがあるときに、休暇を取ることは決して良いことではない。チームにとっても同様だ。チームメンバーと話をしたが、皆できるだけ多くのレースを連続で行いたいと考えている。とくに勢いに乗っている今はね」と付け加えた。

 ポジティブな面を探ろうと、このイタリア人は次のように語った。「休暇については良い面を見る必要がある。それは、自分自身を振り返り、取り組むべき領域がどこにあるかを分析するための時間を少し持てるということだ」

「ドライバーとして少し休息する時間があり、また開幕からの3レースを振り返って、何がうまくいったのか、なぜうまくいったのか、そしてどこに取り組む必要があるのかを確認することもできる」

「チームとしてもドライバーとしても、非常に良い勢いに乗っているため、とにかく前進し続けたいと思っているんだ」

 最後にアントネッリは次のように締めくくった。「(日本GPの後には)もちろん少し休むことになるだろう。とはいえ、別のクルマでたくさん走ることになるし、その次はまたレースだ」

日本GP後の長期中断を惜しむメルセデス勢。「毎週でもレースをしたかった」とラッセル
中国GPと日本GPでポール・トゥ・ウインを達成し、ランキング首位につけているアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)


(Text:GrandPrix.com)