【】「僕のモチベーションはバッテリーのようなもの」フェルスタッペン、ジョークを交えて現在の苦境とF1のややこしさを語る
3月31日
オラクル・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、自身のモチベーションについて冗談を交えて語り、マシンについてはやるべきことが多いと述べた。
第2戦中国GPと第3戦日本GPにおいて中団での戦いに追いやられたフェルスタッペンが2026年のF1を楽しんでいないのは明らかで、F1を引退する可能性についての憶測が瞬く間に広まった。フェルスタッペンは新規則、マシンの操作方法、バッテリーの配分などについて依然として批判的で、日本GPでのピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)とのバトルを終えた後、彼は自身の苦境についてより率直に次のように語った。
「予選ではリフト(アクセルを緩めること)のようなことはしたくないけれど、他にもたくさんの決まりごとがある。リフトだけではなくて、フラット(全開)にしてはいけない、リフトしなければならない、フラットに近い状態からリフトしてはいけないとかね。つまり、すべてがややこしいんだ」
「こうあるべきではない。すべてが非常にデリケートだ。予選では、より速く走るために、基本的にはスピードを落とさなければならない。スロットルも小さくしてね。でもそれは、速く走るための正しい方法ではない」
鈴鹿サーキットの130Rのような高速コーナーが難しくなくなったことについて、フェルスタッペンは、「僕たちはみんな全開で走るけど、バッテリーのディプロイメントを使えないので、ただ減速するだけだ。全開のままだけど、これまでよりも速度は落ちることになる。そこではバッテリーのパワーを使えないからだ」と説明した。また、鈴鹿が今なおどんな難しさを持っているかという質問に対して、フェルスタッペンは「今でも鈴鹿を楽しんでいるし、美しいトラックだ。でも走っていて楽しめないのは残念だ。それでも素晴らしいコースであることに変わりはない」と述べた。

チャレンジの大部分が失われてしまった現在、レースを続けるためにやる気を起こさせることができるかと問われると、フェルスタッペンは冗談を交えて「僕のモチベーションはマシンのバッテリーみたいなものだ」と答えた。
「毎朝目が覚めて、いい1日になるぞと自分自分に言い聞かせる。チームと一緒に仕事ができることにワクワクして、マシンに乗り込んで走り出すんだ。その時のモチベーションはバッテリーと同じで、最初はフルにあるけれど、あっという間に尽きてしまう」
中国GPと日本GPでメルセデス製のパワーユニット(PU)を搭載するアルピーヌとレースをする機会があったフェルスタッペンは、「1周のタイムでは僕たちの方がわずかに速かった」と振り返った。
「追い抜くことはできたが、次のストレートではバッテリーが切れた。様子を見てみようと思い、一度追い抜いた。シケインで彼(ガスリー)を抜いたけれど、次のストレートではバッテリーがなかったので、ピエールに手を振って『またね』という感じだった」
レッドブル・フォード製PUとメルセデス製PUを比較して、フェルスタッペンは、「僕たちのディプロイメントはよかった。率直に言うと、それが最大の問題ではない」と主張した。
「エンジンに関しては、相関関係やキャリブレーションなど、改善できる点がいくつかある。でも純粋なパワーという点では、最悪のものではない。僕たちはメルセデスとは違う。彼らは非常に強力で、僕たちにはやるべきことがたくさんある。特にマシンに関してはそうだ」

(Text : GrandPrix.com)

