投稿日: 2026.03.29 19:202026年F1第3戦日本GP表彰式 左から2位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ジャコモ・トルトラ(メルセデス カーデザインディレクター)、優勝アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3位シャルル・ルクレール(フェラーリ)

【】「ラッセルは指示と逆のことをしていた」「SCがなくても勝利を争う速さはあった」/F1第3戦決勝トップ10コメント(2)

3月31日

 2026年F1第3戦日本GPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーたちが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。

■ランド・ノリス(マクラーレン・マスターカード F1チーム)
決勝=5位(53周/53周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

ランド・ノリス(マクラーレン)
2026年F1第3戦日本GP ランド・ノリス(マクラーレン)

「チームにとって力強い一日で、多くの収穫があった。スタートはとてもうまくいき、特にクリーンエアでは、速さを示すことができた。タイヤマネジメントをうまく行い、終盤にルイスを抜けたのも良かったね。パワーユニットのデプロイメントにも明らかな進歩があった。このサーキットは僕たちのマシンに合っていたようだ」

「2位と5位は良い結果であり、チームの努力の証だ。彼らに感謝したい。自分たちが正しい方向に進んでいることが分かった。これからファクトリーに戻り、この長いインターバルを活用してさらに作業を進め、マイアミには最高の状態で戻ってきたい」

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)
決勝=4位(53周/53周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2026年F1第3戦日本GP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

「今週末はたくさんの不運に見舞われた。勝利争いができていただけに残念だ。スタートがうまくいかず、その後、何とか2番手まで挽回したが、ピットインした1周後にセーフティカーが出動した。それによってレースの流れが大きく変わってしまった」

「3番手でリスタートした後、エネルギー回生の制限や予期せぬスーパークリップの影響で、さらにふたつポジションを失った。本当にフラストレーションの溜まる展開だったが、レースでは起こり得ることだ」

「今回の週末を見れば、ライバルたちがマシンの最適化をかなり進めてきているのは明らかだ。僕たちは素晴らしい形でシーズンのスタートを切ったが、今日見たように競争はとても激しい。これからのインターバル期間で各チームがさらに開発を進めてくるだろうし、マイアミでシーズンが再開する時には本格的な戦いになるだろう」

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=3位(53周/53周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

3位シャルル・ルクレール(フェラーリ)、2位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ウイナーのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2026年F1第3戦日本GP表彰式 3位シャルル・ルクレール(フェラーリ)、2位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ウイナーのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

「今日は本当に大変なレースだった。セーフティカーのタイミングがやや不運だったため、前のグループを追いかけなければならなくなったんだ。ピットストップ後の数周でいくつかポジションを失ったが、結果的に早めのピットストップは大きな不利にはならなかった。ただ、最後まで走り切るために、慎重にタイヤをマネジメントする必要があった」

「良いレースだった。オスカーに追いつくには少しペースが足りなかったけれど、ポジティブなレースであり、適切なエネルギーマネジメントによって、ジョージに対してうまく防御し、チームにたくさんのポイントを持ち帰ることができた」

「マイアミまでの数週間で、これまでのことを振り返り、改善のために取り組んでいく。そしてこの休みの後、自分たちの立ち位置を確認してみよう」

(レース後の会見で、メルセデス陣営の心理戦について語り)「相手はかなりしたたかだった。彼(ラッセル)のエンジニアが無線でいろいろ指示を出していて、僕のエンジニアがその内容を伝えてくれていたが、実際には彼(ラッセル)はその逆のことをしていたんだ。ある時点ではかなりプレッシャーを感じた。たとえば『バックストレートで全てを使うよう指示されている』などと伝えられたが、彼は4周連続で指示とはまったく逆のことをしていた」

「でもすぐに状況は理解できて、防御もできたよ。一度だけ最終コーナーで不意を突かれたけどね。楽しいレースだった」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・マスターカード F1チーム)
決勝=2位(53周/53周)
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2026年F1第3戦日本GP スタート直後にトップに立ったオスカー・ピアストリ(マクラーレン)

「スタートさえ切れれば、いいレースができるね! 今日は良い結果だった。ただ、セーフティカーがなければどうなっていただろうと思う。ジョージを抑え続けることができていたし、ピットストップ前には少しずつ引き離し始めてもいた。セーフティカーが出なかったらどういう結果になったのかを見られなかったことが残念だ。とはいえ、今の僕たちにとっては、2位でがっかりするというのは悪くないことだよね」

「チームに心から感謝したい。持てるものを最大限に生かして、素晴らしい仕事をしたと思う。まだパフォーマンスは少し足りないが、今日はすべてのチャンスを生かした」

■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)
決勝=1位(53周/53周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2026年F1第3戦日本GP アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が優勝

「2勝目を挙げることができて本当にうれしい。ポールポジションについたのにスタートを失敗し、多くのポジションを失ったことに苛立ちを感じていた。でも、ミディアムタイヤでクリーンエアの中を走れた時には、かなりペースが改善した」

「セーフティカーのタイミングに恵まれて、それによってトップに立つことができ、その後のレースがかなり楽になった。あれがなかったらどうなっていたかは分からないが、今日はそれがなくても勝利を争えるだけのスピードはあったと感じている」

「最高の形でミニブレイクに入ることができる。この瞬間を楽しみつつ、自分が改善できる点に取り組むために時間を有効に使いたい。チームとしても、開幕3連勝を達成したとはいえ、さらなるレベルアップが必要であることは理解している。今日は激しい戦いだったし、この好調を維持するのが簡単ではないことも分かっている。マイアミまでの期間を有効に使い、シーズン再開時に強い状態で戻ってきたい」



(Text : autosport web)