新代表を探すアストンマーティンF1、アウディ代表ウィートリー獲得に動く。ニューウェイは技術分野に専念へ
アストンマーティンF1チームが、新たなチーム代表候補として、現在アウディF1のチーム代表を務めるジョナサン・ウィートリーに接触したと伝えられている。現時点では、エイドリアン・ニューウェイが、マネージングテクニカルパートナーのポジションと兼任する形でチーム代表も務めているが、アストンマーティンは、ニューウェイがマシン設計の分野に専念することを望んでいるようだ。
2025年3月にニューウェイはマネージングテクニカルパートナーとしてアストンマーティンでの業務をスタート、2026年からはアンディ・コーウェルに代わり、チーム代表の役割も果たしている。

ニューウェイは、暫定的な措置としてチーム代表の座に就いたと示唆してきた。アストンマーティンが、長期的にチーム代表を務める人物を選ぶ作業に取り組んでいるなか、最近、チームがウィートリーに打診をしているとの情報が浮上した。
アストンマーティンとワークスエンジンパートナーであるホンダは、2026年を厳しい状況でスタートした。信頼性の問題とパフォーマンス不足のため、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールは、最初の2戦を連続してリタイアしている。
現在の危機を考えると、ニューウェイがチーム代表としての職務を手放して技術分野に専念し、その能力を最大限に活用するというのは理にかなっている。

ウィートリーは、レッドブルに20年にわたり在籍し、スポーティングディレクターを務めたが、2024年に離脱。2025年4月にアウディF1チームの前身ザウバーの代表に就任し、今年ワークス活動をスタートしたアウディのリーダーシップ体制において、F1プロジェクト責任者であるマッティア・ビノットとともにチームを率い、サーキット現場でのチーム運営を担当している。
アウディ加入から1年未満のウィートリーがアストンマーティンに移籍することに合意した場合、正式な加入時期は、アウディとの契約条件によって決まることになるだろう。
ウィートリーは、候補としては意外な人物だが、ニューウェイが、かつてレッドブルで共に働いたウィートリーの起用を望んだといううわさもある。そして、ウィートリーは、アストンマーティンに移籍すれば、拠点を現在のスイスから母国イギリスに移せるという点を魅力的な条件だと考えているようだ。
