アストンマーティンのストロール、ICEトラブルで予選欠場。ニューウェイが交渉、アロンソのタイムを根拠に決勝出場許可を得る
2026年F1オーストラリアGPの予選で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは17番手、ランス・ストロールはトラブルの影響でFP3も予選も走ることができなかった。
FP3が進行中、アストンマーティンは、「ランスはICE(内燃エンジン)の問題が疑われるため、FP3には参加しない」とコメント。その後、問題が解決した時点で、予選に向けてマシンを再び組み上げる時間が残されていなかったとのことで、ストロールは予選にも出場することができなかった。
アロンソはFP3で20周を走り18番手、予選では17番手でQ1で敗退した。

ストロールは予選に参加できず、プラクティスでも十分なタイムを記録していないが、チーム代表エイドリアン・ニューウェイは、ストロールを決勝で走らせるためにFIAと交渉すると語った。
「今日もメルボルンで非常に慌ただしい一日を過ごした。テクニカルパートナーであるホンダとともに、AMR26の改良を進めている」
「フェルナンドは最終プラクティスで重要な周回をこなし、予選に向けて貴重なデータと情報をもたらしてくれた。予選では惜しくもQ2進出を逃し、17番手という結果になった。我々がこれからも多くの努力を積み重ねていく必要があるのは明らかだ」
「ランスにとって不運な一日だった。ICEのトラブルによってプラクティスの間、マシンをガレージから送り出すことができなかった。問題が解決された後も、予選に参加できるようにマシンを組み直す時間がなかった」
「AMR26が戦えるペースを持っていることは間違いない。ランスを明日(の決勝で)走らせるための選択肢について、FIAと協議するつもりだ」

その後、FIAは、アストンマーティンからの要請を受け、ストロールの決勝出場を許可すると発表した。ストロールはQ1で記録された最速タイムの107%以内の予選タイムを記録できなかったが、スチュワードは、「他のプラクティスセッションで適切なラップタイムが記録されている場合」や、「当該ドライバーの選手権競技における一般的なパフォーマンス」などの要素を考慮して、決勝出走を許可する権限を持っている。
アストンマーティンは、アロンソがAMR26が予選最速タイムの107%以内で走行できる性能を持つことを示したことに加え、ストロールのこれまでの経験や実績をアピール。さらに、予選で走らなかった理由として「マシンのオイルラインに損傷が見つかったため、さらなる調査を行う目的で慎重を期し、予選に参加させない判断を下した」と強調した。
スチュワードは、これらの理由を受け入れ、ストロールの決勝出走を許可した。