2026.03.06

F1のドメニカリCEOが新規定への批判に言及。フェルスタッペンらとの対話を通じ建設的な未来を語る


マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 2026年F1プレシーズンテスト(第2回バーレーン)
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 F1のプレジデント兼CEO(最高経営責任者)であるステファノ・ドメニカリは、つねにファンにポジティブなメッセージを送ることを目標としており、一部のトップドライバーたちが新しいテクニカル・レギュレーションに向けている批判を鎮めるために迅速に動いた。

 バーレーンでの2回のプレシーズンテストにおいて、ドライバーたちは新世代のマシンを走らせることは以前のマシンほど楽しんでいないことを明かした。2週目のテストの終わりまでに批判は収まりつつあったが、全体的な雰囲気でいえばドライバーたちが新しいマシンの要求に適応しつつも、全員が2025年型のマシンを好んでいることは確かで、中でもマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は誰よりも新規定に批判的な姿勢を見せている。

「私たちは、すべてのドライバーと会っているし、我々と話をしたいと望むすべての人々に会っている。私自身、すべてのドライバーに会っている。だからマックス(・フェルスタッペン)とも会って話をした」と語ったドメニカリ。

「知ってのとおり、マックスは信じられないほど素晴らしくドライバーだ。彼はときとして、ある種の方法で解釈されかねない言い方をする。だが、マックスが誰よりもF1を求め、大切に思っていることを保証する」

 その一方、ドメニカリは次のようにも認めた。「彼は自分が言いたいポイントをある特定の方法で伝えるところがあるが、我々は非常に建設的なミーティングを行った」

「また、連盟(FIA国際自動車連盟)やチームとも建設的な会合を持ち、アプローチを変えることなく、ドライビングスタイルを重視するために何が必要かという彼の考えを明確にしていく」

F1のドメニカリCEOが新規定への批判に言及。フェルスタッペンらとの対話を通じ建設的な未来を語る
バーレーンで行われた2026年F1第2回プレシーズンテストの様子

 ドメニカリはその後、2026年の新規定を次のように擁護した。「マシンの背後にあるテクノロジーの進化は、クルマを走らせるために異なるドライビングを必要とする、ということを忘れてはならない。それは過去にも起こったことだし、将来も起こるだろう」

「しかし、誰もが非常に、非常に建設的であったという事実を私は本当に共有していると保証できる。ちなみに、(テスト)初日のコメントは走行3日目や4日目のコメントとは異なっており、これは今後も進化していくだろう」

 かなりの自信を感じさせながら、このイタリア人は次のように続けた。「年の半ばや年末に一緒に座ったときには、我々が議論すべきポイントやコメントは別の様相を呈しているだろうと確信している。なぜなら、それがF1では普通のことだからだ」

「技術的な観点からもドライバーの観点からも、規則におけるあらゆる急激な変化が始まって以来、すべてが同じように起こってきた。2021年に変更があったとき、あるテクニカル・ディレクターはマシンが6秒か7秒遅くなると言っていたが、実際はそうではなかったし、数年後に何が起こったかを我々は目にした」

結論として、彼は自身の仕事のやり方を説明し、「私のスタイルは、つねに非常に辛抱強く、本来あるべき姿として物事を内部で解決しようとすることだ」と述べた。

「なぜなら、実際にファンの利益にならないことをわざわざ強調する必要はないからだ。そして、マックスがF1の未来の一部になることを我々は知っており、このスポーツにおいて非常に重要であるすべてのトップドライバーたちの声を聞いているのと同様に、彼の声を聞くことは非常に重要であると考えている」



(Text:GrandPrix.com)

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