スタンドを埋め尽くすファン 2025年F1第19戦アメリカGP

【】スプリントの追加など積極策で若年層や女性ファンの獲得を図るF1ボス、アメリカでのさらなる成長を目指す

3月5日

 F1の最高経営責任者(CEO)であるステファノ・ドメニカリは、アメリカ市場におけるF1への関心の高まりを称賛し、今後数年間のF1の発展の主役は同国だと考えていることを明らかにした。

■アップルとの提携はアメリカ市場を重要視する一環

 アメリカで、オースティン、マイアミ、ラスベガスに続く4つめのグランプリを開催することは現時点では検討の余地がないが、ドメニカリは最近説明したように、世界の他の地域よりも若年層や女性層が多いアメリカのファンと関わるための新しい方法を見つけることが、彼の優先リストの最上位にある。

「F1は世界的なスポーツだが、アメリカ市場は、関心、認知度、ビジネスの面で潜在的な成長が見込める市場であることは間違いない」とドメニカリは述べた。

 このイタリア人は、アップル社との提携がアメリカで成長を続ける戦略の一部である理由を説明し、「ストリーミングの世界で我々が選んだパートナーは正しいと信じている。ストリーミングに関して言えば、アメリカ市場はもっとも成熟した市場のひとつだ」と語った。

 彼はさらに次のように付け加えた。「アップルは、『Apple TV』に限らず彼らが持つあらゆるアプリケーションやプラットフォームにおいて、あらゆるツールを非常に積極的に活用するだろう。また、すべてのF1加入者が提供サービスの一環としてApple TVに接続することができ、より少ない費用で彼らが提供する多くのコンテンツを楽しめるようになるという事実を、改めて強調しておきたい」

スプリントの追加など積極策で若年層や女性ファンの獲得を図るF1ボス、アメリカでのさらなる成長を目指す
F1のプレジデント兼CEOを務めるステファノ・ドメニカリ

 ドメニカリはまた、「私たちは、それがますます若い世代の流れの中にあることも忘れてはならない。現在のアメリカでは(ファン層が)非常に若く、40パーセントが女性、60パーセントが男性であるため、とくにその側面を押し出すことが正しいアプローチだと信じている」と認めた。

 ドメニカリは、若い世代のファンや女性ファンが、より短いレースやスプリントイベント、さらには通常のグランプリウイークであっても金曜日のセッションにポイントを付与することを含む、多様なフォーマットの導入に非常に好意的であると考えている。

 そのため彼は、2027年のグランプリの半分にスプリントイベントを組み込むよう求めており、フリープラクティス(FP)セッションを競争的なものにする方法も検討しているとみられている。



(Text:GrandPrix.com)