【】依然として出場停止の危機にあるベアマン。ボッタスは2年前のペナルティを開幕戦オーストラリアGPで消化へ
3月4日
2026年シーズンのF1世界選手権がオーストラリアで開幕を迎えるにあたって、TGRハースF1チームのオリバー・ベアマンは、1レースの出場停止処分を受ける可能性が差し迫っている唯一のドライバーだ。
ベアマンは2025年シーズンにペナルティポイントを10ポイント科されており、あと2ポイント追加されると、自動的に出場停止処分を受けることになる。この事実は、開幕戦オーストラリアGPにおいて、ベアマンに慎重な選択をさせるのに十分だろう。なお第7戦カナダGPの週末の5月23日(土)を迎えて初めて、この10ポイントのうちの2ポイントが取り消される。つまりベアマンは、シーズン最初の6戦とカナダGPの予選まで、出場停止処分を回避するために、最善の行動を取らなければならない。
皮肉なことに、ペナルティポイント制度の導入後、この過酷なペナルティを受けた最初のはハースの別のドライバーだった。ケビン・マグヌッセンが2024年のアゼルバイジャンGPを欠場せざるを得なくなり、ベアマンが代役を務めたのだ。
ベアマンが出場停止の危機に晒されている一方で、今年キャデラックF1チームからF1に復帰したバルテリ・ボッタスは、オーストラリアGPで5グリッド降格ペナルティを受けることになる。これは、2024年の最終戦アブダビGPでボッタスがマグヌッセンのマシンのリヤに衝突したことに対するペナルティだ。

ベアマンに次いでペナルティポイントを多く持っているのがリアム・ローソン(レーシングブルズ)とランス・ストロール(アストンマーティン)で、6ポイントだ。トップチーム勢ではアンドレア・キミ・アントネッリ(マクラーレン)が5ポイント、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は4ポイント、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(フェラーリ)は3ポイント、シャルル・ルクレールはわずか1ポイントだ。なお2025年シーズンは、チャンピオンのランド・ノリス(マクラーレン)をはじめ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)やアイザック・ハジャー(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)らがペナルティポイントを付与されずにシーズンを戦った。
各ドライバーのペナルティポイントの状況は次の通りだ。
■ペナルティポイントの状況と、最短取り消し日程
・オリバー・ベアマン(ハース):10ポイント(5月23日に2ポイント取り消し)
・リアム・ローソン(レーシングブルズ):6ポイント(4月13日に3ポイント取り消し)
・ランス・ストロール(アストンマーティン):6ポイント(5月23日に1ポイント取り消し)
・アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス):5ポイント(6月29日に2ポイント取り消し)
・カルロス・サインツ(ウイリアムズ):4ポイント(4月13日に2ポイント取り消し)
・オスカー・ピアストリ(マクラーレン):4ポイント(7月6日に2ポイント取り消し)
・アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ):3ポイント(9月1日に2ポイント取り消し)
・ルイス・ハミルトン(フェラーリ):3ポイント(8月21日に2ポイント取り消し)
・マックス・フェルスタッペン(レッドブル):3ポイント(6月1日に3ポイント取り消し)
・ガブリエル・ボルトレート(アウディ):2ポイント(11月23日に2ポイント取り消し)
・ピエール・ガスリー(アルピーヌ):2ポイント(8月3日に2ポイント取り消し)
・エステバン・オコン(ハース):1ポイント(9月7日に1ポイント取り消し)
・シャルル・ルクレール(フェラーリ):1ポイント(8月3日に1ポイント取り消し)
・フランコ・コラピント(アルピーヌ):1ポイント(6月29日に1ポイント取り消し)
(Text : GrandPrix.com)


