2026年F1プレシーズンテスト(第2回バーレーン) 初日に行われたスタート練習

【】新技術規則を制するチームはどこか。勢力図激変の予兆/『F1』2026シーズンガイド

3月3日

 FIA国際自動車連盟が1950年より開催する四輪モータースポーツの最高峰であるF1世界選手権。F1のFは『Formula(規格)』の頭文字であり、直訳すれば『規格1』となる。その名称が表すとおり、F1はFIAが定めたレース用車両の最高峰規格だ。

 第二次世界大戦前はヨーロッパ各国でレースが行われ、各国の最も権威のあるレースに『グランプリ(GP/GRAND PRIX)』の名称が与えられた。第二次世界大戦後、これらのGPをシリーズ戦とし、年間を通じてチャンピオンシップを競う世界選手権として開催する構想がかたちとなり、1950年にF1マシンによる世界選手権がスタートした。当初はヨーロッパを中心に開催されてきたが、現在は北米、南米、アジア、中東、オセアニアでも開催され、文字通りの世界選手権として確固たる地位を確立している。

 そんなF1は2026年に大変革のタイミングを迎えた。ここでは注目の2026年シーズンに向けたF1の変化や見どころをお届けする。

■開催スケジュール:全24戦。スペインはバルセロナとマドリードの2グランプリ開催に

 2026年シーズンは3月6〜8日にオーストラリアGPで開幕を迎える。24戦のうち新コースは第16戦スペインGPとして開催される『マドリンク』のみ。スペインの首都マドリードに特設される市街地コースとなるだけに、どのような走りが見られるかは気になるところだ。なお、例年スペインGPの舞台だったカタロニア・サーキットでのレースは第9戦バルセロナ・カタルーニャGPの名称で今年も開催される。

ラウンド日程グランプリ(開催地)
13月6〜8日オーストラリア(メルボルン)
23月13〜15日中国(上海)
33月27〜29日日本(鈴鹿)
44月10〜12日バーレーン(サクヒール)
54月17〜19日サウジアラビア(ジェッダ)
65月1〜3日マイアミ(マイアミ)
75月22〜24日カナダ(モントリオール)
86月5〜7日モナコ(モンテカルロ)
96月12〜14日バルセロナ・カタルーニャ(カタロニア)
106月26〜28日オーストリア(シュピールベルグ)
117月3〜5日イギリス(シルバーストン)
127月17〜19日ベルギー(スパ・フランコルシャン)
137月24〜26日ハンガリー(ブダペスト)
148月21〜23日オランダ(ザントフォールト)
159月4〜6日イタリア(モンツァ)
169月11〜13日スペイン(マドリード)
179月24〜26日アゼルバイジャン(バクー)
1810月9〜11日シンガポール(シンガポール)
1910月23〜25日アメリカ(オースティン)
2010月30〜11月1日メキシコ(メキシコシティ)
2111月6〜8日ブラジル(サンパウロ)
2211月19〜21日アメリカ(ラスベガス)
2311月27〜29日カタール(ルサイル)
2412月4〜6日アブダビ(ヤス・マリーナ)
F1新サーキット『マドリング』のコース図
F1新サーキット『マドリング』のコース図(2025年4月25日発表バージョン)

■視聴方法:日本での放送・配信はフジテレビ独占

 2026年から2030年までの5年間、フジテレビが日本国内における独占オールライツ契約を締結したことに伴い、テレビ放送、配信ともにフジテレビが担うことになった。これまでのCS放送チャンネル『フジテレビNEXT ライブ・プレミアム』、インターネットチャンネル『フジテレビNEXTsmart』に加え、動画配信サービス『FOD』でも、全24戦の全セッションが放送・配信される。

 また『FOD』では日本で初めてF1公式ストリーミングサービス『F1 TV』との連携も実施され、プロコース、チャンピオンコースに加入すれば各車のオンボード映像、チームラジオを楽しめるほか、サポートレースのFIA F2、FIA F3、F1アカデミーを視聴することも可能だ。

 なお、地上波にて厳選したチャンピオンシップを最大5戦ダイジェスト放送されるとのことで、こちらも楽しみにしたいところだ。

『FOD F1プラン』説明会
『FOD F1プラン』説明会に登壇したサッシャ氏(左)と中野信治氏(右)

■車両スペック:新技術規則で激変したF1マシン



(Text:autosport web)