メルセデスはトラブル続きのテスト初日。アントネッリはサスペンションに問題発生「約2時間の走行機会を失った」
2月11日(水)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで2026年シーズンの第1回バーレーンテストの初日のセッションが行われた。メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームはジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリのふたりを走らせ、ラッセルは総合6番手、アントネッリは総合11番手で走行を終えた。
1月末にスペインのバルセロナで行われたシェイクダウンを順調に終えたメルセデスだったが、バーレーンでのテスト初日はトラブルに見舞われた。午前の走行を担当したラッセルは、56周とグランプリとほぼ同じ距離を走り、1分36秒108というベストタイムを記録した。トラックサイドエンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンによると、ラッセルのトラブルは、セッション中にこれまで行ったことのない変更を行ったために発生したもので、これによりセッション開始が遅れたという。
ラッセルは、「難しい1日だった」と走行を振り返った。
「バルセロナでは僕たちは堅実な3日間を過ごしたが、中東ではうまくいかなかった。今朝はマシン全体のバランスを試したが、バルセロナほどレスポンスはよくなかった。路面温度が(バルセロナよりも)高かったことも関係しているが、W17をもっと快適な状態にするために僕たちにはやるべきことがある」
「残念ながら、今日の午後はサスペンションのトラブルによりたくさん周回する機会を失い、キミは数時間ガレージに留まらざるを得なかった。僕たちのライバル、特にレッドブル・レーシングとマクラーレンは、バルセロナでもそうだったように、今回も印象的だった」
「遅れを取り戻すべき原因があるのは明らかなので、僕たちはすでに懸命に取り組んでいる」

ラッセルが触れたように、午後のセッションを担当したアントネッリはサスペンションのトラブルにより30周しか走ることができなかった。アントネッリのベストタイムは1分37秒629だった。
「バルセロナでのシェイクダウンを終えて、またマシンに乗ることができてよかった。でも残念ながら、サスペンションの問題があって、午後のプログラムは中断され、僕の走行も制限された」とアントネッリは語った。
「約2時間の走行時間を失い、プログラムが遅れてしまった。でもガレージのみんなができるだけ早く問題を解決するために素晴らしい仕事をしてくれて、1日の終わりまでに30周走ることができた」
「理想的なスタートとは言えないので、明日再び走ることを楽しみにしている。今日はいくつかのライバルチームが非常に好調だったので、僕たちは遅れを取り戻そうとしている。明日はよりスムーズな1日を過ごし、W17の知識を深めることが目標だ」
テスト初日を終えて、ショブリンは「特にバルセロナでのほぼ完璧だった走行と比べると、今日は難しい1日だった。しかし多くの点で、改善が必要な点がいくつか浮き彫りになった」とコメント。トラブルを解決するにはまだ作業が必要だということだ。
