2026.02.12

キャデラックF1、ハミルトンの“元右腕”マーク・ハインズの加入を発表「チームの大きな資産になる」


2026年よりF1世界選手権に参戦するキャデラック・フォーミュラワン・チーム。左からバルテリ・ボッタス、グレアム・ロードン(チーム代表)、セルジオ・ペレス
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 新参のキャデラックF1チームは、2月11日に始まったバーレーンでの公式プレシーズンテストの前日に、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)の右腕であったマーク・ハインズを初代チーフ・レーシング・オフィサーに任命したことを確認した。

 これは以前から予想されていた動きだ。ハインズがハミルトンを長年支えてきた体制から去ることは、キャデラックのF1新規参戦が承認された時点ですでに計画されていたものであり、7冠チャンピオンが最近行っている他の体制変更とは一切の関係がもなかったと考えられている。

 ハミルトンの長年の友人であるハインズは、数年前に現フェラーリドライバーのチームに加わり、ロジスティクスや商業取引を担当し、契約事項に関してもハミルトンにアドバイスを行ってきた。しかし、ハインズはグレアム・ロードン(キャデラックF1チーム代表)とのつながりも維持しており、昨年末までともに数人のドライバー、とくに周冠宇(キャデラックF1リザーブドライバー)のマネジメントを行っていた。

 今回キャデラックは、ハインズのチーム加入を正式に発表し、彼が「バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスの両レースドライバー、リザーブドライバーの周冠宇、そしてテストドライバーのコルトン・ハータを含む、キャデラックのドライバープログラムを管理する」と説明した。

 さらに、「彼はプロのレーシングドライバーとしての豊富な経験と、ドライバーマネジメントにおける尊敬される人物としての両方の立場を併せ持って加わり、チームがF1に挑戦するにあたって、競争力のある洞察力とリーダーシップの独自の融合を提供する」と付け加えた。

F1新参のキャデラック、ハミルトンの“元右腕”マーク・ハインズを初代チーフ・レーシング・オフィサーに任命。「チームの大きな資産になる」と代表
2026年F1プレシーズンテスト(第1回バーレーン) セルジオ・ペレス(キャデラック)

 公の場に出ることを非常に嫌うハインズにとって、自身の新しい役割に適応する中で出された今回の公式コメントは、彼にとって初めてのものだ。元イギリスF3チャンピオンである彼は、次のように説明した。

「F1で新しいチームを構築することは稀な挑戦であり、初期の段階から文化、プロセス、そしてパフォーマンスの基準を作り上げる手助けができることに興奮している」

「我々には強力で多様なドライバーのラインナップがある。私の焦点は、ドライバーとエンジニアの双方が最高のパフォーマンスを発揮できるようにするために必要な明確さ、連携、そして規律を構築することにある」

 長年の友人、パートナーであり、そして現在はキャデラックF1のチーム代表を務めるロードンは次のようにコメントした。

「マーク(・ハインズ)は、レースの経験、戦略的理解、そして人材管理の卓越した組み合わせをチームにもたらすだろう」

「ドライバー、エンジニア、そしてリーダーシップをつなぐ彼の優れた能力は、我々がグリッド上での地位を確立するうえで非常に重要になるはずだ。デビューシーズンを迎えるにあたり、マークのような才能のある人物が我々のレース運営を指導することは、キャデラックF1チームにとって大きな資産になる」と同氏は締めくくった。



(Text:GrandPrix.com)

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