ボッタスがキャデラックF1での挑戦に奮起「解決すべき課題がたくさん。まるで登るべき山のよう」
新しいF1チームのキャデラックはバルセロナでのテストに参加し、3日間の走行を完了した。彼らがこなした走行は、後半にのみ参加したアストンマーティンや不参加となったウイリアムズより多いものの、既存のチームよりも少ない164周にとどまった。
ただ、同じパワーユニットを使っているフェラーリが440周、ハースが386周と成果を上げていることから、キャデラックのプログラムに影響を与えた初期トラブルは少なかったと見られる。
いまやベテランドライバーのひとりとなったバルテリ・ボッタスは、バルセロナでのテストを無事に終えたことに安堵するとともに、チームとの長い道のりを見据えている。
「実際にキャデラックのチームで走ったのは初めてだった。その意味では本当に価値があり、重要な1週間だった。今はチームとともに問題解決に取り組んでいるところだ」
「これまで懸命に努力し、このマシンとともに戦ってきたチーム全員を誇りに思う。加えて得られた教訓は、まだ道のりが長いということだった」
「まだ解決すべき課題がたくさんあり、まるで登るべき山のようだ。しかし、これからは走行ごとに一歩一歩進み、チームとして成長していくつもりだ」
ボッタスは今後の展開を見据えて「バーレーンまでの期間は、チーム全員が過酷な準備に取り組むことになるだろう」と説明した。
「すぐにアメリカに行ってシミュレーターに取り組む。できる限り万全の準備を整えるためにたくさんのプログラムをこなすつもりだ」と取り組む予定のプログラムも示した。
こなした周回数はチームの期待より少なかったものの、ボッタスは「ようやくこの新しいマシンで使えるデータが大量に手に入った。バーレーンまでに得られたデータを綿密に分析し、新しいものを開発する必要が出てくるかもしれない」とし、「忙しくなるだろうが、バーレーンに向けて準備は万端だ」と締めくくった。

バルセロナでのテストにはチームメイトのセルジオ・ペレスも参加した。ふたりが同じチームで走るのは初めてのことだ。
2025年8月にはすでにふたりの加入は明らかだったが、最初の実践走行でボッタスはチームメイトについてより深く理解し、「彼は一緒に仕事をするのに適任だ」と述べた。
ペレスの仕事ぶりについてボッタスは、「彼はとても落ち着いていて経験も豊富だ。本当に素晴らしいチームだと思う」と称賛した。
ウイリアムズとメルセデスで経験を積んできたボッタスは「チームのために一緒に良い仕事ができると感じている。ようやくマシンに乗ることができて興奮した。バーレーンに戻ってふたたびコースに出るのが待ちきれない」と認めた。
