デビュー延期のウイリアムズ、新車『FW48』のシェイクダウンをバーレーンテスト前に実施へ「クラッシュテストは合格」
ウイリアムズの2026年型F1マシン『FW48』は、2月11日から13日に予定されているバーレーン公式テストの数日前に、バーレーン・インターナショナル・サーキットでコースデビューする予定であると、チーム代表ジェームズ・ボウルズが明かした。
ウイリアムズは、スペイン・バルセロナでの2026年最初の合同テストを前に、「FW48のプログラムに遅れが生じた」ため、このテストに参加しないと発表した。プログラムの遅れについて、チームは詳しく説明しなかったが、ニューマシンがクラッシュテストに合格しなかったとの推測が持ち上がっていた。

1月28日の会見においてボウルズは、ニューマシンはすでに「すべてのクラッシュテストを通過した」と明言した。さらに、FW48は、2回目の試みでクラッシュテストを通過させるための最も安全な方法を取ったことで、重量過多になっているという見方については、ボウルズは認めなかった。
「重量がどういう状況にあるのかを理解するということに関しては、バーレーンに到着するまでは実際のところは分からない」とボウルズは主張した。
「本当の意味でそれを把握している人間は一人もいない。知ることは不可能なのだ。センサーを装着していない適切な状態のマシンが必要だが、現時点ではそれが存在しないからだ」
「もし目標重量を超過していることが判明すれば、その時点から積極的に重量を削減するプログラムに移行する。現時点でメディアに出ている憶測は、あくまで噂に過ぎないと思う」

FW48がどのようにしてクラッシュテストを通過したのかと問われると、ボウルズは「妥協があった」ことを認めざるを得なかったが、「我々はいくつかの分野において、やっていることの限界を間違いなく押し広げてきた。その中には、それに付随する特定のテストも含まれている」と強調した。
また、バルセロナで予定されていた3日間のテストを欠場したことについては、「大局的に見ればほんの小さな出来事に過ぎない」と述べ、進化したVTT(バーチャル・トラック・テスト)が、実走テストの十分な代替手段になっていると、ボウルズは主張した。
ボウルズによると、ウイリアムズはバルセロナでのテストに参加することは可能だったものの、参加すればシーズン開幕に向けたプログラムを損なうことになるため、あえて見送ったということだ。
「参加することは可能だったが、そうしていれば、バーレーン(テスト)、メルボルン、そしてそれ以降のスペアパーツ、コンポーネント、アップデートへの影響を根底から覆さなければならなかっただろう」とボウルズは説明した。
「バーレーンに万全の準備で臨み、さらにメルボルンでも同様に準備が整っている状態にすることこそが正しい判断だと、私は確信している」