2026.01.27

「2014年とは全然違う」メルセデスはテスト初日に期待通りのロングランで151周を走行。他チームの走りにも注目


2026年F1バルセロナテスト アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
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 1月26日(月)、スペインのバルセロナ-カタロニア・サーキットで2026年シーズンに向けたF1のプライベートテストが始まった。メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームのアンドレア・キミ・アントネッリは午前に56周、チームメイトのジョージ・ラッセルは午後に95周を消化した。

 2026年シーズンのF1は技術規則が大きく変わるため、シーズン開幕前のテストが3回設けられており、バルセロナで行われている今回のテストがその最初となる。テストは1月26日から30日までの5日間で、各チームはこの5日のうち3日間走行可能だ。なお今回のテストは非公開で行われている。

 テスト初日は7チームが参加し、メルセデスもまずはアントネッリが新型マシン『Mercedes-AMG F1 W17 E PERFORMANCE』のステアリングを握った。セッション開始直後は路面が濡れており、アントネッリはインターミディエイトタイヤでダンプ路面を走行し、その後ソフトタイヤ(C3)、ハードタイヤ(C1)の2種類を履いて、合計56周を走った。

 初日の走行を終えたアントネッリは、次のようにコメントした。

「今朝マシンに戻ることができてよかった。そして何より、ここバルセロナでの初日が実りある1日になった。新しいマシンには学ぶべきことが多いので、できるだけたくさん走り、知識を蓄えることが重要だ。ブラックリーとブリックスワースのチームは、走行初日に150周以上走れるマシンを開発、製造し、僕たちがこの順位に到達するために素晴らしい仕事をしてくれた」

「まだ序盤の段階だ。今後数日間で改善できる点が見つかるだろうが、それがテストの目的だ。とはいえ今のところ、パッケージ全体はいい感触だ。残り2日間の走行で、このスタートからさらに発展させていきたい」

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2026年F1バルセロナテスト アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

 午後はラッセルがW17をドライブし、95周を走行。テスト初日のメルセデスは、ふたり合わせて151周、700km以上を走破したということだ。

「またF1をドライブしたコースに戻ることができて嬉しい。サーキットを走るマシンは本当にかっこよく見えるし、僕たちのスポーツにとってポジティブなことだ。ドライバーとして、マシンはこれまでとは大きく異なるが、一度理解すれば、ドライブは直感でできる」とラッセルは新型マシンについて振り返った。

「マシンを運転するのは本当に楽しいし、ファンも今回の新しいレギュレーションにたくさんのことを期待していると思う」

「今日の走行には満足しているが、他チームも印象的だった。レッドブルのパワーユニットは多くの周回をこなしたし、彼らが製造した最初のエンジンであることを考えるといい仕事をしたということだ。ハースも僕たちと同じくらいの走行したので、フェラーリのパワーユニットも十分な走行を重ねていた。2014年とは全然違うね! あの頃からF1は大きく進化し、あらゆる面で非常にレベルが高くなった」

 トラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、テスト初日から151周という十分な走行ができたことに満足していると述べた。

「今日の全体的な結果には満足している。新しいマシンが走る最初のうちに期待することは、十分な周回を走ることだ。そうすることで、その後数日間においてプログラムの学習に集中できる。今日はマシンを理解することがすべてだったので、適切な温度で安定させ、ロングランを確実に行えるようにした。それを達成できてよかった」

「シャシーとパワーユニットの両面でこのマシンを準備するのは、とてつもないプロジェクトだった。ブリックスワースでは、このプロジェクトに何年も取り組んできた。パフォーマンス面で我々がどの位置にいるのかはわからないが、マシンをコースで走らせ続ける能力があることを証明した。両ファクトリーのスタッフ全員の努力の証だ」

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2026年F1バルセロナテスト アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)


(Text : autosport web)

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2026-01-27更新

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