アウディF1がフレディ・スレイターと契約。ドライバー育成プログラムの初メンバーに抜擢
1月26日、アウディ・レボリュートF1チームは先日発足したドライバー育成プログラムの初公式メンバーとして、イギリス人ドライバーのフレディ・スレイターとの契約を発表した。チームはスレイター加入により、若手育成と長期計画への戦略的重点を強化し、競争力あるチームの基盤を築き、明日のチャンピオンの育成を目指すとしている。
2026年から四輪モータースポーツの最高峰であるF1にワークスとして参戦するアウディのドライバー育成プログラムは「トラック内外で若き才能に投資し、明日のチャンピオンを育成することで競争力のあるF1チームを構築する」ことを目指して立ち上げられたのもの。ディレクターにはル・マン24時間レースで総合優勝経験を持ち、トヨタからF1を戦ったアラン・マクニッシュの就任が発表されている。
そのドライバー育成プログラムの初公式メンバーとして、17歳のイギリス人ドライバーであるスレイターとの契約が発表された。レーシングカートで数々の勝利とタイトルを獲得したスレイターは2022年に四輪デビュー。UAEとイタリアF4選手権で王者に輝くと、2025年はフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン・チャンピオンシップ(FRECA)でチャンピオンを獲得。その年のマカオGPでもトップを争い、鈴鹿サーキットでの全日本スーパーフォーミュラ選手権ルーキーテストにも参加している。

スレイターはすでに2026年のFIA F3にトライデント・モータースポーツから参戦することが明らかになっているが、今回のアウディF1育成プログラム加入により、来季はアウディF1からのサポートと指導も受ける。そのスレイターは「アウディの育成プログラムに選出された最初のドライバーになれたことはすごく光栄だ」と喜びを語った。
「アウディはモータースポーツにおいて伝説的な歴史を持つブランドであり、僕のキャリアの重要な時期に彼らの信頼とサポートを得られたことは、まさに夢の実現だ。トライデントのような名門チームとFIA F3でタッグを組み、アウディF1チームの支援を受けられることは、このうえないチャンスだ。F1参戦という目標に向けて、この重要な一歩を最大限に活かすべく、全力を尽くす」
育成プログラムのディレクターを務めるマクニッシュは「フレディには未来のスターとして計り知れない可能性を感じている。彼の実績は素晴らしいものだが、それ以上に重要なのは、 このスポーツの頂点に立つために不可欠な集中力、決断力、そして学ぶ意欲を備えていることだ」とコメントした。
「彼はアウディドライバー育成プログラムの最初の契約選手として理想的な候補者であり、トライデントとともにFIA F3にステップアップする彼が成功するために必要なツール、指導、そしてサポートを提供することに全力を尽くす。これはトラック内外で私たちの未来を築くための第一歩になるだろう」


