2026.01.25

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:アルゼンチン、1億ドル投資でF1復活へ。ピット・観客席を総改修


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に追跡。ここでは、そんな報告書を一部公開する。
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 ブエノスアイレス郊外のオスカー・ガルベス・サーキットで、F1復帰に向けた大規模改修工事が始動した。政府主導で1億ドルの投資が計画されており、月曜からピットとコントロールタワーの取り壊しが開始された。
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 30年以上前にF1の要求仕様に合わせて建設されたこれらの施設は、1995年に14年ぶりに復活したアルゼンチンGPのために作られたもの。当時は5年契約だったものの、主催者側の資金難で開催料が支払えず、1998年のレースを最後にF1開催地から外れていた経緯がある。

 政府支援を受けた今回は、まず来季からMotoGPを誘致予定。その後、2027年2月末の改修完了を見込み、F1との新契約交渉に本腰を入れる構えだ。

 新ピット・パドックに加え、スタンド全面建て替え、パロモ公園内のファンゾーン新設、アクセス道路拡充も計画中。F1の現代基準に対応するフルリニューアルとなる。

■ハミルトン、ヨルダンでガザ支援を視察「絶望ではなく、立ち上がる精神に感動」
 人道支援活動に積極的なルイス・ハミルトン(フェラーリ)が、ヨルダンで国連公認の赤十字支援キャンプを訪問。ガザ地区向け救援物資の仕分け作業を見学した。

 SNSに長文を投稿したハミルトンは、「ヨルダンで病院と支援物資パッケージング施設を訪れた時間は人生を変えた。現場の現実を見ると、無力感に襲われ、何もできないと感じる。でも、意外にもそれは感じなかった」と心情を吐露。

 7度の世界チャンピオンは特に、「生き残りをかけて戦う家族の精神、懸命に命を救う医師たちの精神、英国赤十字・ヨルダン赤新月社(ヨルダンの赤十字)・パレスチナ赤新月社(パレスチナの赤十字)が全力で支援を届ける精神に心を動かされた。我々全員が学べる、立ち上がる精神と助け合いの決意だ」と称賛。

 結論として、「支援は可能、この苦しみを終わらせることも可能だ。ただ、ガザに届く支援量はまだまだ足りない。人道支援団体に必要な場所へ行ける権限を、声援と寄付で後押ししてほしい。英国赤十字など継続支援を行う慈善団体にぜひ協力してほしい。この危機について語り続けよう」と呼びかけた。投稿は95万人以上に閲覧されている。

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■アウディ&レッドブル、大西洋を越える部品輸送で税関トラブル
(c)RedBull
 グローバル化が進むF1で、ロジスティクス問題が深刻化している。各国に拠点を持つチームにとって、国境を越える部品輸送は頭痛の種だ。

 スイス(シャシー)・ドイツ(エンジン)・イギリス(デザイン)とEU内外に拠点を構えるアウディは、飛行機で2時間以内の距離ながら、EU内1拠点・外2拠点という複雑な構図だ。一方、レッドブルはこれまでエンジンサプライヤー(フェラーリ→ルノー→ホンダ)とイギリスの間で「小旅行」を続けてきたが、新PUパートナーとなったフォード移行で、部品はデトロイトとミルトン・キーンズ間を大西洋横断することに。

 フォード・レーシングのパワートレイン主任エンジニア、クリスチャン・ヘルトリヒがアメリカメディアに明かしたエピソードでは、ミルトン・キーンズに適切なテストベンチがなく、レッドブル・パワートレインズが開発したターボチャージャーをアメリカへ持ち込んだ際のトラブルが話題に。エンジニアが税関で輸入申告書類不備により足止めされ、部品を没収されたという。

 夏の義務シャットダウンまで残り半日を切った緊迫の状況の中、ヘルトリヒ自らデトロイト空港へ出向き、夜通し税関当局と交渉。無事部品を回収し、テストを間に合わせたという。

(autosport web)

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2026-01-27更新

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