ホンダが2026年新世代F1パワーユニットの発表会を1月に東京で開催へ。ワークスパートナーのアストンとの新時代が始動
2026年から、アストンマーティンへパワーユニット（PU）を供給する形でF1活動を本格的に再開するホンダが、2026年型パワーユニットの発表会を1月に実施することを明らかにした。
ホンダは、レッドブル・グループとの提携を2025年末で終了し、新世代マシンとパワーユニットが登場する2026年からは、アストンマーティンにパワーユニットを独占供給する。その新型パワーユニットをホンダは、2026年1月20日に東京で公開すると発表した。
このイベントはYouTubeを通じてライブ配信され、本田技研工業株式会社の三部敏宏 取締役代表執行役社長、アストンマーティンのエグゼクティブチェアマンであるローレンス・ストロール、そしてF1の社長兼CEOステファノ・ドメニカリが登壇する予定となっている。
ホンダは公式声明の中で次のように述べている。
「これは、我々にとって初の、内燃機関の出力50％、電動出力50％という大幅に刷新された技術規則の下で誕生するパワーユニットである。本イベントでは、モータースポーツの頂点であるF1への挑戦にあたり、ホンダとアストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームが抱く志を共有する。また、新レギュレーションの解説とともに、来季に向けた新しいパワーユニットを披露する予定である」
「2026年は、1964年にF1参戦を開始したホンダにとって、新たな時代の幕開けとなる。F1参戦開始以来、ホンダはF1史上でも最も成功したパワーユニットメーカーのひとつとしての地位を確立してきた」
ホンダの新パートナーとなるアストンマーティンは、フォース・インディア時代の2009年からメルセデスエンジンを使用してきたが、F1技術規則が大幅に変更される2026年を大きなチャンスととらえ、トップチームへと躍り出るための取り組みを進めてきた。
パワーユニットをホンダに変更し、カスタマーチームではなくワークスチームの立場を確立。伝説的デザイナーであるエイドリアン・ニューウェイと契約、彼は2026年からはチーム代表の役割も務める。
アストンマーティンF1チームは、2月9日に2026年ローンチイベントを開催する。
●1月15日 レッドブル／レーシングブルズ
●1月20日 ホンダ（パワーユニット）
●1月20日 アウディ
●1月23日 ハース
●1月23日 アルピーヌ
●2月8日 キャデラック
●2月9日 アストンマーティン
●1月26日〜30日（スペイン・バルセロナ）※非公開
●2月11日〜13日（バーレーン）
●2月18日〜20日（バーレーン）
SAVE THE DATE
— Honda Racing F1 (@HondaRacingF1) December 16, 2025The 2026 Honda power unit will be unveiled in Tokyo on the 20th of January.#F1 #POWEREDByHonda #Honda pic.twitter.com/eluQKmPlec
