ホンダ、他社に先駆け、2026年型F1エンジンのサウンドを初公開。新世代PU始動、アストンマーティンとの新章へ
ホンダが、2026年型F1エンジンのサウンドを公開した。2026年にF1技術規則が大幅に変更され、新世代マシンとパワーユニット(PU)が登場する。その節目とともに、ホンダは2025年末でレッドブル・グループとの提携を終え、2026年からはアストンマーティンとのワークス契約の下でF1活動を行う。
パワーユニットマニュファクチャラーが2026年から使用される新型パワーユニットのサウンドを公開したのは、これが初めて。
2026年のF1エンジンは、引き続き1.6リッターV6ターボハイブリッドだが、排気からエネルギーを回収するMGU-Hが廃止され、ハイブリッド部分が生み出すパワーの割合はほぼ倍増、電気と内燃機関の出力がほぼ50対50の比率となる。さらに、完全に持続可能な燃料を使用することも決まっている。
ホンダ/ホンダ・レーシング(HRC)は、12月12日、SNSを通して、『The sound of 2026』という20秒の音声を公開した。「サウンドを初公開。2026年Honda F1パワーユニット、始動」とコメントが添えられている。
2026年F1プレシーズンテストは、1月26日〜30日のスペイン・バルセロナでの非公開テストから始まる。アストンマーティンは、2月9日にホンダPUを搭載する『AMR26』の発表を行うことを明らかにしている。