【決勝日コメント】
レーシングブルズが選手権6位の目標を達成「一緒に達成したことすべてにおいて、チーム全員を誇りに思う」と新人ハジャー
2025年F1第24戦アブダビGPの決勝レースが行われ、レーシングブルズのアイザック・ハジャーは17位、リアム・ローソンは18位でレースを終えた。
ハジャーは9番手からミディアムタイヤでスタートし、エステバン・オコン(ハース)を抜いて8番手に浮上。ポジションをキープし、14周目に最初のピットストップを行った。ハードタイヤに交換して18番手でコースに戻ったハジャーは、一時は13番手まで上がったものの、終盤は順位を落とし17位で完走した。
ローソンも13番手からミディアムタイヤでスタート。1周目に11番手に上がると、ローソンはそのままポジションをキープし、21周目にピットに入ってミディアムタイヤに交換した。ピットストップによって最後尾まで後退したローソンは、16番手まで順位を取り戻したが最終的には18位となった。
レーシングブルズは3ポイント差でアストンマーティンとのコンストラクターズ選手権6位争いを制した。アラン・パーメイン代表は、「選手権6位は素晴らしい結果。これまで6位につけたのは一度だけなので(編注:アルファタウリ時代の2021年に選手権6位を記録)、大きな成果だ。トラックとファクトリーの両方にいるチームの献身、情熱、そして懸命な作業の証だ」とコメントしている。
■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム)
決勝=17位(56周/57周)
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
2025年ドライバーズランキング=12位(51ポイント)

「とても厳しい日曜日だった。週末を通して、いつものポジションを争うのに十分なペースがなかったし、昨日クルマを9番手につけられたのは驚きだった。僕たちはポイント圏内からスタートしたが、そのポジションを維持するのは難しいだろうとわかっていた」
「ポジティブな面から僕の最初のF1シーズンを振り返ると、素晴らしい旅だったし、僕たちが一緒に達成したすべてのことについて、VCARBの全員のことを誇りに思っている。僕たちが望んでいた最終レースではなかったが、コンストラクターズ選手権で6位を獲得することが僕たちの目標だったので、全員にとって最高のご褒美になった」
■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム)
決勝=18位(56周/57周)
13番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
2025年ドライバーズランキング=14位(38ポイント)

「コンストラクターズランキング6位を獲得したチームを祝福したい。今日は戦略とペースに苦労したが、シーズンを通して力強い走りを見せ、今週末の目標を達成することができた。短い冬休みが終わって仕事に戻るのが楽しみだ。来年はチームにとって大きなチャンスになるだろう。そのことにても興奮しているし、感謝している」