【予選日コメント】
ノリス予選2番手「今年最後のポールを獲りたかったが、マックスは速すぎた」タイトル決定戦への心境は「驚くほど普通」
2025年F1アブダビGPの予選で、マクラーレンのランド・ノリスは2番手だった。
Q3でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は2回のアタックを新品ソフトタイヤで行ったが、ノリスはQ3前に新品を1セット余計に使ってしまっていたため、Q3の1回目のランはユーズドソフト、2回目で新品ソフトを使用した。
ノリスはQ3の1回目アタックで、フェルスタッペン、オスカー・ピアストリに続く暫定3番手。最後のアタックに賭けることになり、ピアストリの上には出たものの、フェルスタッペンの暫定ポールタイムにも届かず、2番手となった。
フェルスタッペンのポールポジションタイムとの差は0.201秒だった。
しかしタイトルを争う3人のなかではノリスが最も有利で、表彰台に上れば、フェルスタッペンとピアストリがどの位置でフィニッシュしても、ノリスが初の王座に就くことになる。

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP3 2番手(1分23秒338/20周)
予選 2番手(Q1=6番手1分23秒178:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分22秒804:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分22秒408:ソフトタイヤ)
「今日はできることはすべてやり切ったが、ポールを獲れるだけのペースがマシンにはなかった。ラップそのものには満足しているけれど、シーズン最後の週末にポールポジションを獲れなかったことは、もちろん残念だ」
「明日は、できる限りのベストを尽くすことに集中する。いつもどおり、勝ちたいと思っているし、それが目標だ」
(予選直後のインタビューで語り)「マックスはあまりに速すぎた。今日は僕たちのマシンに十分なスピードがなかった。受け止めるのが辛い結果だが、それ以外の面では、すべてを出し切れたと思っている。予選では速さが足りなかったというだけで、明日はまた新しい一日だ」
(タイトル決定戦を前にした心境を聞かれ)「驚くほど普通だよ。今日もいつもと同じ気持ちだと思う。ただ、本当にわずかな差だったとはいえトップに立てなかったことに、少しがっかりしている」
「昨年はそうだったが、シーズンを優勝で締めくくるのは気持ちのいいことだ。去年はドライバーズタイトルを獲ることはできなかったけれど、勝利で終えられたのは良かった。明日も、同じように終えたい。これまでと同じように、普段どおりのやり方で臨むつもりだ」
