【初日コメント】
来季F1昇格のリンドブラッドがレッドブルでFP1出場「自分の仕事に満足はしていない。デビューに向けての課題を見つけた」
2025年F1アブダビGPの金曜、レッドブルの育成ドライバー、アービッド・リンドブラッドが、プラクティスでのルーキー起用規則の下でFP1に出場、角田裕毅のマシンで走行した。リンドブラッドは、2026年にレーシングブルズからF1にデビューすることが決まっている。
リンドブラッドは、ハードタイヤで走行した後、セッション中盤にソフトタイヤに履き替え、周回を重ねるなかで、自己ベストタイムを記録し、15番手となった。
ヘッド・オブ・レーシングのジャンピエロ・ランビアーゼは、リンドブラッドのこの日の仕事について、次のように語った。
「FP1で、アービッドの時間を使って、シミュレーションで100パーセント確信を持てなかったセットアップパラメータに関するデータを収集した。この作業は非常に有益で、彼は分析するための非常に一貫したデータを提供してくれたし、フィードバックは概ね我々が予想していたことと一致していた」

■アービッド・リンドブラッド(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=15番手(1分25秒256/26周)/フリー走行2=走行せず
「まず最初に、再びマシンに乗る機会を与えてくれたオラクル・レッドブル・レーシングに心から感謝したい。F1カーで走ることは、いつも素晴らしい機会であり、大きな喜びなので、今日の経験をありがたく思う」
「セッション自体について話すと、自分にとってのセッションの成り行きにはあまり満足していない。自分自身がもっと良い仕事ができたはずだと感じており、来年に向けて取り組むべきいくつかの課題が見つかった」
「今週末、F1とFIA F2の両方で走ることは僕にとって新しい経験であり、それに伴うバランス調整が必要だった。チームが週末の残りに活用できる良いデータを提供できたことを願っている」
