【初日コメント】
ハースからFP1出走の平川亮、ミディアムでルーキー枠首位の11番手「1周目からプッシュできた。チームの競争力は高い」
2025年F1アブダビGPの金曜、ハースのリザーブドライバー、平川亮は、フリープラクティスへのルーキー起用規則の下で、FP1でエステバン・オコンのマシンを走らせ、11番手タイムを記録した。
平川にとって、今回は、バーレーン、スペイン、メキシコに続く、ハースでの今季4回目のFP1出走だった。60分のなかでハードタイヤとミディアムタイヤを使用、セッション後半にミディアムで走行した際に自己ベストタイムを記録し、ルーキー9人の中の最上位に立った。
小松礼雄チーム代表は、この日の平川について、次のようにコメントした。
「亮が再びFP1で走行し、とても良い仕事をしてくれた。燃料を少なくした状態での走行が特に良かったと思う。過去2回ほどのFP1走行では、彼はブレーキにあまり満足していなかったが、今日は満足していた。その点が適切になれば、彼がどれだけのパフォーマンスを発揮できるかが示された」

■平川亮(マネーグラム・ハースF1チーム)
フリー走行1=11番手(1分24秒934/28周)/フリー走行2=走行せず
「(ハースでの)今季4回目のFP1で、多くのことを学ぶことができました。この機会を与えてくれたマネーグラム・ハースF1チームとTOYOTA GAZOO Racing(TGR)に感謝します」
「とても良いセッションだったと思います。F1カーですでにテスト経験のあるコースを(FP1で)走れたのは、今回が初めてでした。コースレイアウトを知っているため、最初のラップからプッシュでき、包括的なフィードバックもできて、ラップタイムも良い流れで向上していきました」
「僕たちチームは、自己ベストタイムをミディアムタイヤでマークしており、それを考慮すると競争力は高いと思います。分析すべきことは多いですが、良い状態だと思います」
