【】アロンソ「ハードタイヤスタートのリスクは報われなかった」ストロールは角田との接触によるタイムロスが響き巻き返せず
11月11日
2025年F1第21戦サンパウロGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは14位、ランス・ストロールは16位でレースを終えた。
ハードタイヤで11番手からスタートしたアロンソは、入賞圏内の8番手までポジションを上げ、28周目に最初のピットストップを行った。ユーズドのミディアムタイヤに履き替えて後方から追い上げるも、46周目に2回目のタイヤ交換を行うため再びピットイン。最後は新品のミディアムを装着して14位で完走した。
一方ストロールもハードタイヤで14番手からスタート。ひとつ順位を落とすも翌2周目にはポジションを取り戻し14番手を走行していたが、セーフティカー(SC)終了後の6周目、後方を走っていた角田裕毅(レッドブル)と接触しスピンを喫したことで、最後尾まで後退することに。その後ストロールは27周目には11番手まで上がり、最初のピットストップでユーズドのミディアムタイヤに履き替えた。54周目には2回目のピットストップで同じくユーズドのミディアムを履いて16位フィニッシュとなった。
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=16位(71周/71周)
14番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ミディアム

「インテルラゴスでの週末は、僕たちにとってあまりポジティブではなかった。今日はスプリントより競争力があったが、予選とレースではそれほどではなかった」
「(角田)裕毅とのアクシデントにより、レースでのチャンスは終わってしまった。僕たちは巻き返そうとしたが、そこであまりにも多くのタイムを失ってしまった。ハードタイヤも僕たちにとってはうまく機能しなかったが、結局はマシンのペース不足が原因だった」
「2週間後にふたたびラスベガスに行き、そこで何ができるか見ていくよ」
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=14位(71周/71周)
11番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ミディアム

「今日はよい1日ではなかった。ハードタイヤでスタートするというリスクを冒したが、残念ながらそれは報われなかった。特に昨日のスプリントが好調だったから、14位で終わるのは残念だ。僕たちのペースではチャンスは多くなかったので、ただできることを最大限にしようとした」
「これからはラスベガスに目を向けていく。残り3戦でシーズンを力強く締めくくることに集中していくよ」
(Text : autosport web / Translation:AKARAG)
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