フェルスタッペン、アップデート導入のマシンで初日最速も「ロングランが良くないのは大問題」
2025年F1メキシコシティGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1はルーキー起用規則に従い、アービッド・リンドブラッドにマシンを託し、フリー走行2から走行。そのFP2でトップタイムを記録した。
フェルスタッペンはドライバーズタイトルを狙い、レッドブルはコンストラクターズ選手権2位を目指す状況のなかで、シーズン終盤にもかかわらず、レッドブルは今回もアップデートを導入。メキシコには、アップデートコンポーネントとして、フロントコーナー、エンジンカバー、フロアボディ、エッジウイングの変更を申告した。
FP1でリンドブラッドがフェルスタッペン車に乗った時から新コーポーネントが搭載されており、リンドブラッドはデータ収集を行ったと、チームは述べている。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=─/フリー走行2=1番手(1分17秒392/34周)
「今日は、マシンに乗るまで長い待ち時間があった。アービッドは今日よくやってくれた。僕のマシンを大事に扱ってくれたことに感謝している」
「ソフトタイヤでは良いラップを出すことができたが、それ以外は素晴らしいとは言えなかった。ミディアムタイヤでのラップは良くなくて、最大の問題はロングランだった。僕たちはかなり苦戦しているようで、これはレースにとって懸念材料だ」
「バランスが悪いわけではないけれど、グリップがない。それが一番の懸念事項だ。ロングランに移るとすぐにマシンが熱を持ち、結局どうしようもなくなる。これは厳しい。1周なら速く走れるが、レースペースは良くなさそうだ。僕としてはもちろん、レースで速い方がいいんだけどね。厳しい戦いになりそうなので、詳しく見て分析する必要がある」
