【初日コメント】
平川亮がハースでの3回目のFP1出場「初のメキシコシティで慌ただしいセッションだったが、すべてのプランを完了できた」
2025年F1メキシコGPの金曜、ハースのFP1ルーキードライバーとして平川亮がオリバー・ベアマンのマシンで走行、16番手タイムを記録した。平川にとって、今季4度目のプラクティス出場。日本GPではアルピーヌで走行、その後、ハースに移籍し、バーレーン、スペインのFP1で走っている。

平川はまずハードタイヤで走行、その後ソフトタイヤに交換し、その際に自己ベストタイムを記録した。その後、最初に履いたハードタイヤを装着し、セッション終了まで、燃料を多く積んで周回を重ねた。
小松礼雄チーム代表は、平川のFP1について、次のように語った。
「亮が再びFP1で走行した。メキシコでは常に序盤はグリップレベルが非常に低いので、トリッキーなのだが、彼は着実に築き上げていき、周回を重ねるごとにスピードを見つけていった」

■平川亮(マネーグラム・ハースF1チーム)
フリー走行1=16番手(1分20秒073/27周)/フリー走行2=─
「この機会をくださったマネーグラム・ハースF1チームとトヨタGAZOO Racingに感謝したいと思います。とても短いコースを20台が走るため、かなり慌ただしいセッションで、トラフィックのマネジメントが簡単ではありませんでした」
「また、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスを走るのは初めてだったので、今日は僕にとってあらゆることが詰まった一日でした。多くのマシンが走るなかでコースを探りながら、トラフィックとタイヤのマネジメントを行う必要があり、とても忙しかったです」
「それでも走行プランを問題なく完了できたことには満足しています。チームがどの方向に進みたいのか理解していますし、僕もその方針に完全に一致しているので、すべてがうまく機能しています。次に走行する予定のアブダビが待ち遠しいです」
