2025.10.24

角田も登場、広告からF1人気の高さを見せつけたアメリカ。メキシコは10回目のグランプリ/現場写真日記


『HexClad(ヘックスクラッド)』の広告にはゴードン・ラムゼイと角田裕毅
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 アメリカ大陸での連戦は、2戦目のF1メキシコシティGP。今年はメキシコ出身のセルジオ・ペレスは不在だが、グランプリの広告にはもちろん起用されている。アメリカ国内では角田裕毅を起用した広告も見られ、F1人気の高さが伺えた。アメリカからメキシコへ向かう道中の様子をF1ジャーナリストの尾張正博氏がお届けします。

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 日本からオースティンへ行くときはヒューストンからレンタカーを走らせたが、オースティンからメキシコへの移動はヒューストンへレンタカーで戻らず、オースティンからヒューストン経由の飛行機でメキシコへ入った。オースティン空港で自分の便を確認しようと電光掲示板を見たら、隣の画面に来年のアメリカGPの広告が表示されていた。

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アメリカの空港には、早くも2026年のアメリカGPの広告が

 すると今度は角田裕毅の広告が!! 隣の方は世界的シェフのゴードン・ラムゼイで、ふたりは調理器具メーカー『HexClad(ヘックスクラッド)』のブランドアンバサダーに就任しており、これがそのCM。

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『HexClad(ヘックスクラッド)』の広告にはゴードン・ラムゼイと角田裕毅

 角田の広告が終了すると、今度はローラン・メキース代表が登場。こちらはレッドブルのタイトルスポンサーの『オラクル』のCM。こんなところにもアメリカでのF1人気の高さがうかがえる。

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『オラクル』の広告にはレッドブルのローレン・メキース代表が起用されていた

 航空会社のラウンジへ行くと、キャデラックのロゴの入ったセルジオ・ペレスのTシャツを着た方が。てっきりメキシコ人かと思ったらアメリカ人で、ペレスのファンというより、キャデラックのサポーターだった。来年のアメリカGPはさらに盛り上がることだろう。

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こちらはキャデラックファンの方

 お土産は早くも50%オフで売り出されていた。

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アメリカGPのお土産売り場

 海抜2200メートルのメキシコシティ。遠くにエルマノス・ロドリゲス・サーキットのスタジアムが見える。

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機内からの景色

 スーツケースを待っていたら、セルジオ・ペレスが画面に登場。こちらはメキシコシティGPの広告。

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こちらは今年のメキシコシティGPの広告

 メキシコといえば、死者の祭り。

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骸骨にはマリーゴールドが添えられている

 地元のクリスピー・クリーム・ドーナッツもスペシャルバージョンを提供していた。

 メディアセンターに到着すると、記者会見場の入口の脇がこんなデコレーションが。2015年に復活したメキシコGPは、コロナ禍で2020年が中止になったため、今年で復活から10回目。ちなみにメキシコGPという名称は2021年からメキシコシティGPに改称されている。10回目の記念大会で、笑うのは誰だ?



(Text&Photo : Masahiro Owari)

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