ストロールに5グリッド降格ペナルティ。ブレーキングポイントを見誤りオコンと接触/F1第19戦スプリント
2025年F1第19戦アメリカGPのスプリント終了後、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームのランス・ストロールに対し、5グリッド降格ペナルティが科されたことが明らかになった。
スプリントの16周目、ストロールは、前を走っていたエステバン・オコン(ハース)を追い抜こうとしてターン1でイン側からオーバーテイクを仕掛けた。しかしストロールはタイヤがロックアップして止まりきれず、アウト側のオコンと接触。これにより、両者ともにリタイアでスプリントを終えることになった。ストロールは、接触直後に手を挙げて、オコンに対し謝罪の意志を示していた。
この接触についてはスプリント後に調査が行われ、審議の結果、ストロールは次に参加するレースにおいて5グリッド降格ペナルティを科されることになり、またペナルティポイントを2ポイント追加された。これでこの12カ月におけるストロールの累積ペナルティポイントは、7ポイントとなった。
スチュワードの発表によると、ストロールはオコンを追い抜こうとした際にブレーキングポイントを見誤ったことで接触したため、ストロールに責任があると判断したということだ。本来ならば10秒のタイムペナルティが科されるインシデントだが、ストロールはリタイアに終わったため、それに相当するグリッドペナルティを受けることになった。
アメリカGPの予選は、この後日本時間10月19日(日)の午前6時より行われる。