2025.09.07

「ティフォシが誇れるような結果を目指す」「タイヤの感覚がよければ勝てる可能性はある」/F1第16戦予選コメント(2)


2025年F1第16戦イタリアGP予選後会見 左から2番手ランド・ノリス(マクラーレン)、PPマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
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 2025年F1第16戦イタリアGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手のドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)だ。

■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)
予選 5番手(Q1=12番手1分19秒765:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分19秒371:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分19秒124:ソフトタイヤ)

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
2025年F1第16戦イタリアGP ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

「週末全体としてはポジティブで、ペナルティがなければ今日の結果に満足できたはずだ」

「チームは懸命に働いてきたし、ティフォシのエネルギーが毎日を特別なものにしてくれ、僕を後押ししてくれている」

「10番手スタートではレースは簡単ではなく、戦略が鍵になるだろう。でも、ロングランで良いペースを示せたし、このサーキットはオーバーテイクが可能だ。今夜しっかり準備し、ティフォシが誇れるような結果を出すことを目指す」

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)
予選 4番手(Q1=9番手1分19秒689:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分19秒310:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分19秒007:ソフトタイヤ)

ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレール(フェラーリ)
2025年F1第16戦イタリアGP ファンイベントでのルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレール(フェラーリ)

「Q3のラップにはとても満足している。4番手は、今日のマシンから引き出せた最大の結果だったと思う」

「昨年はここで本当に良いレースができたので(注:4番手から優勝)、それを再現できるよう全力を尽くすつもりだ。モンツァで表彰台に立つと素晴らしい気持ちになる。週末を通してサーキットでサポートをしてくれているティフォシのためにも、良い結果を出したい」

「とても厳しい戦いになるだろうし、ここまでのところレッドブルとマクラーレンが優位に立っているが、レースで特別な結果を生み出せるよう全力を尽くす」

(走行後、ポール争いに加われなかったことについて聞かれ)「残念ではあるが驚きはしない。トップ3と戦うのはもともと難しかったんだ。今週末はレッドブルとマクラーレンの方が優れていることは分かっていた。残念ながら今日、それが証明された」

「これ以上できることはあまりなかった。ラップ自体はとても良い出来だったから、もっと何かをする余地があったとは思わない」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 3番手(Q1=10番手1分19秒711:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分19秒286:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分18秒982:ソフトタイヤ)

オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2025年F1第16戦イタリアGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

「自分としてはかなり良いセッションをこなせたと感じている。序盤はペースを少しずつ積み上げていって感覚をつかんだ。でも今週末はとにかく信じられないほど僅差だ」

「マックスとレッドブルは速いし、それ以外にも多くのチームが速さを発揮していた。僕たちは今までほど快適ではない。この結果は大きな驚きではないが、もちろんもう少し前にいきたかった」

「でもレースになればいつも状況は大きく変わる。明日に向けて自信を持っているよ」

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 2番手(Q1=3番手1分19秒517:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分19秒293:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分18秒869:ソフトタイヤ)

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とランド・ノリス(マクラーレン)
2025年F1第16戦イタリアGP予選 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とランド・ノリス(マクラーレン)

「僕にとってなかなか厳しいセッションだった。かなり波乱万丈で、ミスも多かった。それでも最後のラップでうまくまとめられたことには満足しているし、明日のグリッドで2番手を確保できたのもよかった」

「マックスが今日速いことは分かっていた。もちろん僕としては、ライバル全員より前からスタートしたかった。マックスを抜くのは大変だろうし、後ろにも速いマシンが並んでいる。レースは長く、何が起こるか分からないが、僕たちは通常、日曜の戦いを得意としているから、楽しみにしている」

(走行後のインタビューで、フェルスタッペンの速さに驚いたかと聞かれ)「いや、マックスは週末を通して速かったよ。それに、マックスに関しては、何が起きても驚いたりしない」

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 1番手(Q1=2番手1分19秒455:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分19秒140:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分18秒792:ソフトタイヤ)

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2025年F1第16戦イタリアGP ポールを喜ぶマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

「今日は素晴らしい一日だった。このサーキットでこれほどの競争力を発揮できてうれしい。ここでポールを取ることは大きな出来事だから、この成功を祝いたい。確実に自信につながった」

「ここはいつ走っても難しいサーキットだ。低ダウンフォースで思い切り攻め、完璧にエイペックスを取らなければならないんだ」

「最速ラップを記録できたのはうれしいことだけど、この種の記録は多くの要素に左右されるから、あまりこだわっていない。新しいターマックも助けになった。セッションごとに少しずつ良くなっていったことは良かった。それがまさに狙いだったからだ」

「マシンは良いウィンドウに入り、はるかに自信をもってコーナーを攻めることができた」

「もちろん、明日の目標は優勝だ。マクラーレンはかなり強力なので、倒すのは簡単ではないが、もしタイヤのフィーリングが良ければ、勝てる可能性はある」



(Text : autosport web)

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