「今日の結果は本当に必要なものだった」「このレースで巻き返せたことがうれしい」/F1第15戦決勝コメント(1)
2025年F1第15戦オランダGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはオリバー・ベアマン(ハース)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、角田裕毅(レッドブル)エステバン・オコン(ハース)だ。
■エステバン・オコン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=10位(72周/72周)
18番手/タイヤ:ハード→ミディアム
「ダブル入賞できたことは、チームとしてとてもポジティブなことだ。2回目のセーフティカーについては少し不運で、おそらく3つか4つ順位を落とした。でも全体としてはとても満足しているし、オリーもいい仕事をした。僕たちにとって大きな意味がある」
「初めて表彰台を獲得した、同じフランス人のアイザック(・ハジャー)もよくやった。絶対に忘れられない1日になるだろう」
「僕たちはレース中は助け合った。チームとしてお互いに協力し、彼(ベアマン)にDRSを使わせて一緒にプッシュし続けた」
■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=9位(72周/72周)
12番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ソフト
「本当にクレイジーなレースでした。最後のスティントで大きな問題があり、マシンのパワーを失ってしまいました。マネジメントがとても難しいレースで、セーフティカーが自分にとって最悪のタイミングで出てきて、さらにその後にトラブルも起きたので、本当にトリッキーなレースでした」
「でも、ひたすら集中力を保ちながらその問題に対応し、ポイント圏に入ることだけを考えて走り、それを達成できました。最終的に9位という結果には満足していますし、再びポイントを獲得できたことは自信につながります」
「ここ3戦でチームはマシンのパフォーマンスを高めるために多くのものを与えてくれました。今回の結果は、正しい方向への一歩だと思います」
「そして、(初表彰台を獲得した)アイザック(・ハジャー)と彼のチーム(レーシングブルズ)に心からおめでとうと伝えたいです。この結果が彼らにとってどれほど意味のあるものか、僕は知っています」
(レース直後のインタビューで語り)「セーフティカーが助けにならなかった場面が何度もありました。ある時点では15番手まで落ちてしまいましたし、2回目のセーフティカーも全く助けになりませんでした」
「本当にいろいろなことがあって、大きなチャレンジを与えられすぎているという感覚でした。しかも、順位を落としてポイント圏外にいる状態で、大きな問題まで起きました」
「正直、ルーキーの頃だったら、諦めるというわけではなくても、パフォーマンスを大きく失ってしまい、速く走る自信をなくしていたと思います。でも今回は集中を切らさずに走り切ることができて、最終的に9位を獲得できたので、本当にうれしいです。あの状況でも数台をオーバーテイクできましたし、それは決して簡単なことではありませんでした」
「普通なら9位というのは特別な結果ではないかもしれませんが、7戦ノーポイントの後の入賞であり、今の状況を考えれば、僕にとっては特別なもので、自信にもつながります」
「特に直近3戦で、チームは自分のためにマシンのパフォーマンスを高める取り組みをたくさんしてくれましたし、それは本当に大きな助けになりました。自分が特別なことをしなくても、チームの大きなサポートによってパフォーマンスが一段階上がった部分もありました。チームには本当に感謝しています」
「だからこそ、自分もできる限り適応し、ポイントを獲得して、マックス(・フェルスタッペン)にできるだけ近づいていかなければならないと思っています。今日の結果は僕にとって本当に必要なものでした」
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=8位(72周/72周)
10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
「今日のレースではマシンのペースが良かったこともあり、ポイントを獲得することができた」
「セーフティカーのタイミングに恵まれず、それを活用することができなかった。2回目のストップの後、レース終盤には他車とバトルする機会があり、自分たちより前でフィニッシュしたマシンよりも速いと感じる場面もあった」
「ファンにとってエキサイティングなレースだったと思う。来週のモンツァでも良いアクションが見られることを期待している」
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=7位(72周/72周)
19番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
「波乱に富んだレースで、多くのチャンスがあった。2台ともポイントを獲得できてうれしい」
「適格な戦略判断をし、最初のピットストップを早い段階で行ったことが功を奏し、レース序盤から大きくポジションを上げることができた。19番手からのスタートで、さらに金曜と土曜に(クラッシュしたことで)チームがマシンを組み直すために懸命に働いてくれた後だっただけに、このレースで巻き返せたことがうれしい。来週のモンツァでまた戦えるのを楽しみにしている」
■オリバー・ベアマン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=6位(72周/72周)
ピットレーン/タイヤ:ハード→ミディアム
「こんな結果は予想していなかったし、今日は間違いなくラッキーだった。時には適切なタイミングで適切な場所にいることが必要だ。戦略に関しては的確なコールがあり、マシンは速くて、チームは素晴らしい仕事をした」
「ピットレーンからスタートしなければならなかったのは少し不運だったが、エステバンとともにポイント圏内に戻れて嬉しい」
「チームは信じられないほど懸命に働いており、一歩一歩前進している。まだ取り組むべきことはあるけれど、正しい方向に向かっている」