【決勝日コメント】
アストンが今季ベストの成績でランキング6位に浮上「うれしい驚き。これ以上望むことは何もない」と5位アロンソ
2025年F1ハンガリーGP決勝で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは5位、ランス・ストロールは7位でダブル入賞を果たした。
アロンソはスタートでランド・ノリス(マクラーレン)をかわして4番手に上がるが、3周目に抜き返されて5番手に。その後は、1ストップで走るなかで、ポジションを守り切り、5位でフィニッシュした。
ストロールは1周目にガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)、3周目にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれて8番手まで落ちた。しかしストロールもうまく1ストップレースを実行し、7位を獲得した。
アストンマーティンは前戦ベルギーでは最後方からスタートし、ノーポイントに終わったが、ハンガリーで16ポイントを獲得。合計ポイントを52として、コンストラクターズ選手権で8位から6位に浮上した。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=5位(70周/70周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「今日のレースは計画どおりに進み、今週末はマシンのパフォーマンスを最大限に発揮できた。チーム全員が素晴らしい仕事をし、16ポイントを獲得できたことをうれしく思う。レースでは脅威となるマシンが何台かあったけれど、なんとか抑え込むことができた。ここで見せたパフォーマンスはうれしい驚きだ」
「5位というのは僕にとって今季ベストの結果だし、チームとしてもベストの成績だ。夏休み前に16ポイントを獲得することができ、素晴らしい気分だよ」
「フリープラクティスからすべてがうまくいっていると感じられるような、そんな週末だった。昨日の予選は良かったし、レースも良かった。実行力も良かったし、タイヤマネジメントもうまくいった。これ以上望むことは何もない」
「間違いなく、シーズン後半に向けてより楽観的になっている。僕たちには本当にこの結果が必要だった。先週のスパでは、リザルトの最下位のグループにいたが、今週は5位と7位だ。このふたつのサーキットの違いと、僕たちがマシンに対して何を変えたのかについて学び、それを次戦に生かす必要がある」
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=7位(70周/70周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「チームにとって素晴らしい一日であり、最初から最後まで堅実な週末だった。夏休みに入る前に16ポイントを獲得できたのは、大きな弾みになる」
「ただ、なぜここでは競争力が高かったのかを完全には理解できていないので、この週末から多くを学ぶ必要がある。より多くのサーキットでマシンをこの適正なウィンドウに収められるようになる必要がある。最終的にはこのレベルの競争力をより一貫して維持したいからだ」
「ザントフォールトは全く異なる種類のサーキットなので、休み明けにどうなるか見ていこう」