「Q3で風が強まり難しい状況に」「予選最高成績を記録できたのは非常に重要なこと」/F1第14戦予選コメント(1)
2025年F1第14戦ハンガリーGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはランス・ストロール(アストンマーティン)、ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、リアム・ローソン(レーシングブルズ)、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)だ。
■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)
予選 10番手(Q1=3番手1分15秒516:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分15秒469:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分15秒915:ソフトタイヤ)
「チーム全体としてポジティブなセッションだったが、コンディションの変化が響いた。週末を通してマシンの感触は良く、Q3まではすべてが順調に進んでいた。でも、Q3で風が強まると、状況は難しくなった」
「ミスをして芝生に飛び出してしまい、その後はマシンが楽しくドライブできる状態ではなくなった。Q3では1回しかアタックしなかった。ポテンシャルがもっとあったのは確かで、7番手を狙えたはずだ」
「僕たちのレースペースは堅実に見えるし、10番手からスタートする。力強いスタートを決めて、良い戦略で戦う必要がある。ポイント争いをする準備はできているよ」
■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)
予選 9番手(Q1=14番手1分15秒849:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分15秒630:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分15秒821:ソフトタイヤ)
「Q3に進出できてうれしい。これまでかなり難しい週末を過ごしてきたからなおさらだ。素晴らしい巻き返しを果たせた」
「予選中にコンディションが少し変化したので、期待していたポジションよりいくつか下になってしまい、残念だった。ここでは予選が重要で、最近はマシンがとても良い状態にある。特にロングランでのペースが強みだ」
「今はかなりの接戦になっている。このコースはオーバーテイクが難しいから、目標はもちろん、良いスタートを決め、タイヤを管理し、ポイント圏内にとどまることだ」
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 8番手(Q1=11番手1分15秒736:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分15秒547:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分15秒728:ソフトタイヤ)
「素晴らしい週末とは言えない。本当に何もうまくいかなかった。週末を通してペースがなく、グリップに苦しんでいて、残念ながら予選では各ラップで苦戦を強いられた」
「周回中のマシンバランスは良くなかったし、前後のアクスルともにグリップがかなり低かった。週末を通して多くのことを試したが、あまり答えは得られなかった」
「何をやっても大きな違いは出なかった。それは奇妙なことだ。通常であれば、週末の中でセットアップを変更すれば、何らかの反応があるからだ」
「素晴らしいパフォーマンスではなかったが、できる限りのことはすべて最大限やった。明日に向けてさらに調査していくつもりだ」
「今日はペースが良くなかったので、明日、前のマシンを抜くのは難しいだろう。とはいえ、何が起きるかは誰にも分からない」
(走行直後のインタビューで、金曜と比較してパフォーマンスに改善があったかと聞かれ)「解決策を見つけられなかった。チームとして多くのことを試したが、残念ながらどれもバランスに効果がなかったんだ」
「この週末に突然、マシンに多くの問題が出てきた理由を説明するのは本当に難しい。フロントにもリヤにも全くグリップがなくて、バランスを取るのが困難だった」
「現時点では少し謎だ。週末全体を通してずっとペースがないんだ」
■ガブリエル・ボルトレート(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
予選 7番手(Q1=6番手1分15秒586:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分15秒687:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分15秒725:ソフトタイヤ)
「今日の予選の展開には非常に満足している。ペースと自信に欠けていて難しいスタートを切ったけれど、それらを引き起こした問題を解決するために懸命に作業し、着実な進歩を遂げた。Q3に進み、F1におけるこれまでの僕の(予選の)最高成績である7番手で終えることができたのは、チームと僕にとって大きなマイルストーンだ」
「ルーキーイヤーの予想通り、学びのシーズンを過ごしてきた。毎回のセッションが成長の機会で、僕を支えてくれる素晴らしいチームなしでは成し遂げられなかっただろう。僕をプッシュし、サポートしてくれて、ともに前進している。この成果をレースでのいい結果に結びつけることに集中している」
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
予選 6番手(Q1=9番手1分15秒673:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分15秒129:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分15秒498:ソフトタイヤ)
「チームにとって素晴らしい結果だ。数日前のスパで厳しい週末を過ごした後だから、なおさらうれしい」
「予選でマシンを走らせるのが本当に楽しかった。上位と僅差で、ポールポジションまであと0.1秒だったし、明日6番グリッドからスタートできるのは素晴らしいことだ」
「このサーキットは本当に僕たちのマシンに合っているようだ。今日のコンディションではすべてがかみ合って、あらゆることが理想的な状態にあった」
「明日どうなるか見てみよう。前の方からスタートできるのは良いことであり、どれだけのことができるか楽しみだ。うまくいけばポイント圏内にいられるだろう。もちろん入賞をかけて戦うつもりだ」