【予選日コメント】
ルクレールが“キャリアで最も意外なポール”に驚き「今日のF1は何が何だか分からないよ!」
2025年F1ハンガリーGPの予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは今季初のポールポジションを獲得した。
フリープラクティスで一貫してマクラーレン勢に続く3番手に位置していたが、予選Q1とQ2ではトップ3圏外に。Q3最初のランではユーズドソフトタイヤを装着、暫定5番手につけた。
終盤、全車がフレッシュタイヤでアタック、暫定首位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は自己ベストを更新できず、ランド・ノリス(マクラーレン)はわずかな改善にとどまったが、ルクレールはピアストリのタイムを抜いてトップに立った。ルクレールとピアストリのタイム差は0.026秒だった。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)
FP3 3番手(1分15秒315/17周)
予選 1番手(Q1=5番手1分15秒582:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分15秒455:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分15秒372:ソフトタイヤ)
「今日のF1は何が何だか分からないよ! 正直に言って、予選全体がとても困難だった。“とても困難”と言っているのは誇張ではない。本当に本当に難しかったんだ」
「Q2に進出するのも難しかったし、Q3に行くのにも苦労した。Q3ではコンディションが少し変わって、すべてがはるかに難しくなった。3番手を狙うためにはクリーンなラップを走らなければならないと思っていた。なのに、結果はポールポジションだ。全く予想していなかった」
「(路面コンディションの変化に伴い、グリップが変わるのを)はっきり感じた。僕の場合、ダウンフォース低めのセットアップだったから、Q2で雨が降り始めた時には、降り続かないよう祈ったよ」
「雨は長引かなかった。でもコンディションは変化して、すべてがとてもトリッキーになった。でも最終的に僕たちがポールポジションをつかんだ。正直、言葉が出ない。たぶん僕のキャリアの中で最高のポールのひとつだ。間違いなく最も予想外のポールだからね」