
【】角田裕毅 予選16番手「僕たちはただただ遅い。マックスと常にタイムが近いのは良かった」Q1では0.163秒差
8月3日
2025年F1ハンガリーGPの予選で、レッドブルの角田裕毅は16番手だった。
予選Q1では、最初のアタックで暫定17番手。2回目最後のランは、他のドライバーたちより早めに行い、ラップ終了時点では8番手に上がるが、その後、他のドライバーたちが最終アタックを行った結果、ポジションが落ちていき、16番手となり、Q1敗退が決まった。
Q1は全体的に非常に僅差で、最下位でのQ2進出となる15番手と角田のタイム差は0.024秒。チームメイトのマックス・フェルスタッペンの11番手タイムとは0.163秒差だった。
■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 19番手(1分16秒878/19周)
予選 16番手(Q1=16番手1分15秒899:ソフトタイヤ)

「チームにとって、今のところフラストレーションの溜まる週末になっています。ペースを見つけるのに苦労していて、グリップ不足がタイムに影響しています。チームは解決策を見つけようとしていますが、まだ見つけられていません]
「個人的には、予選での自分のパフォーマンスにはそれなりに納得しています。週末を通してずっとマックスに近いタイムを出し続けているので、それは僕にとってポジティブなことです」
「予選セッション中にミスはしていませんし、Q2進出は逃しましたが、ほんの数ミリ秒の差でした。残念ながら、最近はそういうことが続いています」
「明日については様子を見てみます。ここはオーバーテイクが簡単なサーキットではありませんが、明日は複雑なコンディションになると予想されているので、何が起こるか分かりません。僕にできることは、プッシュし続けることだけです」
(走行直後のインタビューで、「マックスとのQ1での差はわずか0.1秒だったということは、単純にマシンのペース自体が厳しいということか」と聞かれ)「そうですね、チーム全体として、この週末は苦戦しています。そういう状況下で、僕はパフォーマンスを最大限に引き出そうとしましたが、僕たちはただ遅かったです」
「それにFP3での準備も全くうまくいきませんでした。それは完全に僕たちのコントロール下にあったのに、その機会を完全に逃してしまいました。こういう僅差のセッションで戦っている時には特に、すべてが重要になってきます」
「マシンはとにかく、滑ってばかりいる感じです。たぶん、それがすべてだと思います。本来得られるはずのグリップがないのです。僕たちはおそらく何かを完全に見落としているのだと思います。それが今一番の問題点です。レースウイーク中に見つけ出そうとしましたが、残念ながら見つけることができませんでした」


(autosport web)
角田 裕毅関連記事
- 角田裕毅、ウイング損傷で17位「マックスの0.1秒差に近づけたことは前半戦の収穫。ここまで来た者は他にいない」
- 角田裕毅 予選16番手「僕たちはただただ遅い。マックスと常にタイムが近いのは良かった」Q1では0.163秒差
- レッドブル苦戦の初日、角田裕毅は9番手「根本原因を究明したい。まずは2台の良い点を共有して対応」マックスは14番手
- アストンマーティン移籍説を否定した角田陣営。キャデラックの候補に急浮上も「第一候補はレッドブル」/F1 Topic
- 角田裕毅、ピット指示の遅れで入賞圏内から脱落「悔しい。大きく後退し、渋滞から抜け出せず」代表は「チームのミス」
- 角田裕毅 予選7番手「新フロアのおかげで本来の場所に戻れた」直前の仕様変更にすぐさま適応、移籍後最高位を達成