
【】腰痛でFP1欠場のアロンソがFP2で5番手「マシンに乗っている時は痛みを感じない。あと2日うまくコントロールして走る」
8月2日
2025年F1ハンガリーGPの金曜、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、背部の筋肉の損傷のため、フリープラクティス1を欠場、フリープラクティス2には出場し、5番手タイムをマークした。
チームは金曜日、アロンソがベルギーGP後、背部の筋肉の損傷への治療を行っており、金曜朝も治療が続いているため、FP1を欠場すると発表した。FP1でアロンソのマシンにはリザーブドライバーのフェリペ・ドルゴヴィッチが乗った。
その後、チームは、アロンソがFP2からマシンに復帰することを発表した。筋肉の損傷に対処するために走行時間を制限する目的でFP1を欠場することを決めたアロンソは、さらに治療を続け、FIAのメディカルチェックを経て出走の許可を得た上で、FP2から走行をスタートした。

身体的な不調を抱えた状態で、週末に初めて走るセッションで、アロンソは5番手タイムを記録。チームメイトのランス・ストロールは4番手と、アストンマーティンはポジティブな初日を過ごした。
今回アストンマーティンは、アップデートコンポーネントとして、フロントウイングの変更を申告している。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=欠場/フリー走行2=5番手(1分16秒233/25周)

「背部の筋肉に小さな損傷があって、それに対処しているところだ。うまく対処する方法をいくつか見つけて、FP2では痛みが全くなかった。良い兆候だよ」
「FP1は欠場したが、FP2ではマシンに良い感触を持った。ただ、マシンバランスはまだ最適なウィンドウに入っていないので、それが今晩取り組むべき課題だ。すべてのデータを見直して、明日何ができるかを考える」
(走行直後のインタビューで語り)「状況は昨日と同じだ。週末を通してこういう感じになると思う。腰のあたりの筋肉に小さな損傷がある。少し休養が必要だった。でも夏休みがもうすぐ来るから、あと2日、シートでの快適性を管理しながら過ごせばいい」
「昨日、パッドやその他のものでいくつかの対策を試して、それがうまく機能している。だから今日のFP2では痛みは全くなかった。それはポジティブなことだ」
「(他のドライバーたちも)どこかしらに小さな痛みや不快感を覚えることはあるだろう。先週、念のためMRI検査を受けた結果、筋肉に小さな損傷があることが分かった。普通の人であれば、2週間くらいは安静に座って過ごすだろう。でも僕としては対処可能な範囲だと思っている。マシンに乗っているときに痛みがない。それが一番重要なことだ」
(アストンマーティンの好調さについて聞かれ)「FP2では良い感触があった。でもバランスは、僕が望むようなウィンドウにはまだ入っていない。コーナー半ばでアンダーステアが出て、低速での旋回に苦労した。でも、そういうことは週末最初のプラクティスとしては普通のことだ」
「今晩、何を変えられるか見てみるよ。FP1でチームが行ったテストで得たデータを見直して、明日に向けて最大限の速さを発揮するマシンにまとめたい」
(autosport web)
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