
【】初日最速ノリス、ピアストリとの差は0.291秒「まだ完璧ではない」。FP2ではニアミスが発生
8月2日
2025年F1ハンガリーGPの金曜、マクラーレンのランド・ノリスはフリー走行1=1番手/フリー走行2=1番手、オスカー・ピアストリはフリー走行1=2番手/フリー走行2=2番手だった。マクラーレンは今回、申告が必要なアップデートは行っていない。
FP1でふたりのタイム差は0.019秒の僅差だったが、FP2では0.291秒に拡大した。FP2のノリスのタイムは、3番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)より0.399秒速いものだった。
FP2では、ノリスとピアストリの間にニアミスがあった。ノリスがピットアウトしたところに、ファストラップ中のピアストリが通りかかり、ノリスはターン1で急ブレーキをかけ、ピアストリも回避行動を取った。

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=1番手(1分16秒052/26周)/フリー走行2=1番手(1分15秒624/27周)
(走行直後のインタビューで語り)「最初のラップからマシンの感触はかなり良かった。今日走ったすべてのラップが悪くなかったと思う」
「(ただ、FP2の)セッション終盤は、燃料が少ない状態でも多い状態でも、少し乱れてしまった。いくつかミスもあったしね。それはプラクティスの一部であり、さまざまな領域で限界を探るなかでのことだ」
「うまく理解を重ねている。自分がマシンに求めているものが何かを分かっていると思う。でも、それを実現するのは簡単ではないかもしれない」
(昨年に続きハンガリーで2年連続のポールポジションを獲得できる自信があるかと聞かれ)「去年よりマシンが優れているから、チャンスは多い。とはいえ、手強いライバルたちもいる」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=2番手(1分16秒071/30周)/フリー走行2=2番手(1分15秒915/30周)
「全体的に見れば(今日の仕事には)満足している。マシンを少し良くするために、いくつか変更を加えなければならなかったが、パフォーマンスはとても良かった」
「いくつか整えるべき部分はあるし、FP2は完全にスムーズだったとは言えないが、基礎的な速さはあると思う。週末の残りが楽しみだ」
(週末の滑り出しが完璧でなかった理由について聞かれ)「今日はグリップレベルがとても高かったと思う。マシンは一日中速かったが、FP1では少し予想外の挙動を示したので、いくつか変更を加えて、FP2ではかなり良くなった。今は通常の微調整を行っている段階だ」
「昨年と比べて、グリップレベルが僕たちの予想以上に高かった。ただ、それだけのことだよ」

(autosport web)
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