
【】レッドブル苦戦の初日、角田裕毅は9番手「根本原因を究明したい。まずは2台の良い点を共有して対応」マックスは14番手
8月2日
2025年F1ハンガリーGPの金曜、レッドブルの角田裕毅はフリー走行1=17番手/フリー走行2=9番手という結果だった。初日はチームメイトのマックス・フェルスタッペンも苦戦し、FP1で9番手、FP2では14番手に終わっている。
テクニカルディレクターのピエール・ワシェは、「マシンが期待どおりの挙動を示していない。2回のセッションでいくつかテストを行ったが、期待したような反応は全く得られなかった」と述べている。
■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=17番手(1分17秒393/27周)/フリー走行2=9番手(1分16秒485/30周)

「今日は両方のフリープラクティスセッションから、いくつかポジティブな要素を得ることができました。FP1からFP2にかけてパフォーマンスが向上し、それは金曜日としては常に良い兆候です」
「僕たちが直面した問題は、実際のところバランスではなく、グリップでした。グリップが僕たちが通常求めるレベルには達しておらず、今日はそこが少し足りなかった部分です」
「両マシンからポジティブな要素を見つけ出して明日に臨むことができると思います。でも、予選に向けて、この週末ここまででまだ見つけられていないものを見つけ出す必要があります」
(走行直後のインタビューで語り)「バランス自体が主な問題というわけではなかったと思います。問題だったのは、僕が通常感じるはずのグリップが感じられなかったことです。グリップが足りないという感覚がありました」
「ただ、少なくとも僕たちの側では、FP1から一歩前進できたと思います。いくつかポジティブなステップがあったのは良かったです。とはいえ、チーム全体としてはまだ苦戦していると思います」
「(今日ふたりとも苦しんでいた問題に対処できると思うかと聞かれ)「たぶん簡単なことではないと思います。FP2では多くの変更を加えました。マックスのマシンからも僕のマシンからも、ポジティブな要素を取り出せる部分があると確信しています。それらをうまく組み合わせていきたいです」
「ただ、コアな制限要因を見つける必要があると感じています。おそらくそこがまだ欠けていて、それを見つけ出すことが必要です。明日の予選に向けて、確実にそれを解明しなければなりません」

(autosport web)
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