アストンマーティンで絶品の朝食。レッドブルは角田もフェルスタッペンも笑顔を見せる/現場写真日記
サマーブレイク前の最後の1戦は、F1ハンガリーGP。ハンガロリンクには新しいピットビルが完成したが、なんとメディア用の部屋は別の建物だったという。そんなハンガロリンクでは角田裕毅、そしてレッドブル残留を明言したマックス・フェルスタッペンらが笑顔を見せていた。現地の様子をF1ジャーナリストの尾張正博氏がお届けします。
────────────────────────────────
ハンガロリンクのピットビルディングが新装オープン。3階建でシルバーストンを思わせるモダンなデザインになっている。
ただし、メディアセンターはこの新しいピットビルには同居されておらず、駐車場とパドックをつなぐトンネルの脇の暫定バージョンだ。食事も木曜日は用意されていないので、アストンマーティンのメディア・ブレックファストへ。
メニューはクロワッサンにクロックムッシュ、そしてサーモンのカナッペとヨーグルト。一番人気は、カリッとした食感がたまらないクロックムッシュだった。
パドックに登場したパンケーキ屋台。真夏にパンケーキと思われる方もいるだろうが、じつはこの日のハンガロリンクの気温は最高でも約25度で、湿度も日中は30%台と過ごしやすく、パンケーキ日和なのだった。
このハンガリーGPでマックス・フェルスタッペンを担当するレースエンジニアは、GPことジャンピエロ・ランビアーゼ。前戦ベルギーGPを欠席した理由は、「オーストリアGPと同じで、ちょっとした家庭の事情」だそうだ。
そして、角田裕毅を担当するレースエンジニアは、リッチーことリチャード・ウッド。
角田といえば、ベルギーGPの後、ピエール・ガスリーと一緒にプライベートシェットでミラノへ帰ったことが話題になっているが、ミラノに帰った翌日もレストランで一緒にディナーを食べていた。「だから、2日連チャンで会っていました」(角田)と笑っていた。
笑顔といえば、このふたりも木曜日はご機嫌だった。フェルスタッペンが残留を決めたことを会見で明かしたからだ。もちろん、父親のヨスが決定に重要な役割を果たしていたことは言うまでもない。